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木村隆二の刑罰はどうなる?裁判では精神鑑定受けても有罪になる理由

木村隆二容疑者が逮捕されて刑罰はどうなるのか?この点について気になる方も多いでしょう。今回は木村隆二容疑者の刑罰について、過去に同じような判例になった事例を元にどれくらいの刑罰になるのかを調べてみました。

木村隆二の刑罰は無罪の可能性

木村隆二容疑者の刑罰は、今現状で言われているニュースで言われている情報を元にすると恐らく、●刑になると考えられます。

2013年4月22日時点で言われている容疑内容や今後の流れを一旦整理してみます。

  • ●人未遂罪
  • 威力業務妨害
  • 公選法違反
  • 火薬類取締法違反(パイプ爆弾)
  • 銃刀法違反(果物ナイフ所持)
  • 精神鑑定

以上のようなことが、木村隆二容疑者に関してニュースで流れていることです。

ただ、ここでもう一つ気になる点もあります。パイプ爆弾は爆発物となっています。つまり、爆発物所持罪にも問われる可能性があるのです。

では、このような容疑がある場合には一体どういう刑罰が待っているのか弁護士事務所やニュースで言われている事を振り返ってみます。

●人未遂罪

基本的には殺人罪と同様で刑法199条が適用され,死刑または無期もしくは5年以上の懲役です。

引用元:弁護士法人中村国際刑事法律事務所

木村隆二容疑者は、弁護士が来るまで話さない姿勢を決めていますが、岸田文雄総理にパイプ爆弾を投げつけた事で、●人未遂罪が適応されそうです。

最高で死刑や無期、最低で5年。

威力業務妨害

威力業務妨害の刑は、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金と定められています。

引用元:弁護士による刑事事件相談

木村隆二容疑者は、岸田文雄総理の演説という業務を妨害していることから、威力業務妨害が発生するという事になります。

最高で3年以下、最低で50万円以下の罰金。

公選法違反(選挙妨害罪)

選挙の自由妨害罪の刑罰は,4年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金

引用元:引用元:弁護士法人中村国際刑事法律事務所

先ほどの威力業務妨害にも関わってくる点で尾ありますが、同じように演説を妨害したという事で選挙妨害罪に問われる可能性があ理ます。

最大で4年以下の懲役、最低で100万円以下の罰金。

火薬類取締法違反(パイプ爆弾)

火薬類取締法は、経済産業相が許可した業者以外の製造を原則禁止し、違反した場合の罰則は「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」。

引用元:埼玉新聞

木村隆二容疑者の爆弾は自作で作ったものとなっています。その威力が相当ヤバく、約40m離れた倉庫のいけすで筒本体が発見されたというものとなっています。

最大で3年以下の懲役。最低で100万以下の罰金。

銃刀法違反(果物ナイフ所持)

刀剣類も、銃刀法第2条により、許可なく所持することが禁止されています。これに違反した場合、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。

引用元:あいち刑事事件総合法律事務所

木村隆二容疑者は”刃渡り13cm”の果物ナイフも持っていたということが言われています。パイプ爆弾以外にもナイフを所持していたとうい事で、岸田首相の近くに行く事ができれば、ナイフでやろうとしていた可能性もありそうです。

最大で3年以下の懲役、最低で50万円。

爆発物所持罪

第1条は、上記の目的で爆発物を使用した者および人に使用させた者を、死刑または無期もしくは7年以上の懲役・禁錮に処すと定め、その未遂は、第2条により、無期もしくは5年以上の懲役または禁錮に処される。

引用元:コトバンク

木村隆二容疑者は、先ほども触れたようにパイプ爆弾を持っていました。なので、この爆発物所持罪が適応される可能性もあります。

最大で●刑や無期懲役。最低で7年以上の懲役や禁固刑。

木村隆二容疑者の刑罰を最低ラインと最大ラインで表すと?

木村隆二容疑者にかけられるであろう容疑は上記に書いたものとなります。一概に合算するという事に意味はないかもしれませんが、仮に最低ラインの刑罰になるとすれば、12年と300万円となります。(合算値)最大で、●刑。

といっても、こういう事を行う人は精神的に問題があるということが言われて、しばしば精神鑑定をすることになります。

木村隆二容疑者も例に漏れず、精神鑑定を受けるということになっています。

では、木村隆二容疑者が仮に精神鑑定を受けるということになった場合、どういう刑罰になるのでしょうか?

精神鑑定で問われる責任能力

木村隆二容疑者の刑罰が決まる材料として、”責任能力”が挙げられます。要するに正常な判断ができる状態だったのかどうかということです。

責任能力を簡単にいうと次のようになります。

「自分のすることが悪いと分かっていて止めることができた」

引用元:元検事の弁護士による刑事事件

例としては、包丁で人を●してはいけないというのが”悪いことか、悪くないことか”。悪いと思っていたがやってしまった悪いと思わずにやったかというようなことです。

では、木村隆二容疑者には責任能力があったのでしょうか?

木村隆二容疑者の母親は息子に対して次のように語っています。

具体的には、伝えたことが本人に伝わりにくいとか、他人と話そうとする能力が乏しいんじゃないかとか…

引用元:現代ビジネス

木村隆二容疑者は、言われたことが伝わっているのかわからない。理解できてないという事が考えられます。つまり、”悪いといった事が理解できない人”だったとも考えられるのです。

ただ、こういう理由だけでは”責任能力がない”とは言えず、完全責任能力があるとみなされるのです。(刑事責任を完全に問える能力)

なので、木村隆二容疑者は有罪になると考えられるのです。

では、木村隆二容疑者の刑罰はどれくらいになるのでしょうか?

木村隆二と酷似の山上徹也の刑罰は?

木村隆二容疑者が模倣したかのような安倍晋三襲撃犯の山上徹也容疑者。山上徹也容疑者も同じように家で銃を作成して襲撃をしています。

木村隆二容疑者も、家でパイプ爆弾を作成していたということで、安倍晋三さんが亡くなった事以外は、似ているような状況です。

では、その山上徹也容疑者は一体どうなったのか?どうやら未だに刑罰が決まっていないようでしたが、元検事の見解によると、次のような事になると言われています。

「選挙という民主主義の根幹に対するテロ行為であること。手製の銃を作るという、用意周到かつ強い殺意。それに加え、奇跡的に被害者は安倍元総理だけでしたが、無関係の人を巻き込む恐れのある白昼の発砲事件という重大性を考えると、懲役30年、あるいは無期懲役が相当だと考えられます」

引用元:ニュースポストセブン

木村隆二容疑者も白昼堂々とパイプ爆弾を投げていたという事で、同じように無関係の人を巻き込む状況になっていた可能性があります。

なので、木村隆二容疑者の刑罰として最低ラインは12年と300万円。最大で爆発物所持という判例に基づけば●刑になる可能性が考えられそうです。

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