バスケ界のホープとして期待される富永啓生選手。(私含め)NBAファンからすればこの和製カリーはNBAでドラフトされるのかどうか非常に興味が湧くところ!
そこで、今回は富永啓生選手がドラフトで選ばれNBA入りするのかという事を”大学時代のデータを基”に考察してみました!
八村塁選手と渡邊雄太選手と比較すれば、ドラフトでNBA指名されるしかない感じになりました!
多少長くなりますが、それだけ熱量があると思って頂ければ幸いです!
目次
富永啓生のNBAの可能性!ホイバーグHCのチャンスある回答やサイズについて
富永啓生選手のNBA入りの可能性を考えるにあたって、ネブラスカ大学のヘッドコーチ、ホイバーグは次のように回答しています。
私が啓生について言うならば、今は誰もがシュートを求めているということ。彼はハードにプレイする選手で、みんなが必ずしも彼ほどの情熱を持ってプレイするわけじゃない。そして、あのシュート力を持っている。だから彼に(NBAに行ける)チャンスはあるだろう。
最高のレベルでプレイすることが彼の目標だということは私も知っているが、そういう目標や期待を持つことは素晴らしいことだと思う。彼のシュート力があれば、チャンスはあるだろうね。
引用元:sportingnews
「あのシュート力があれば、NBA入りのチャンスはあるだろう」という事を行っています。確かにそうでしょうとしか言いようがありません。
また、富永啓生選手が『和製カリー』と呼ばれるようになったのはホイバーグヘッドコーチが発端(ほったん)となっています。
そんなカリーと映っているインスタグラムもあったりします。
話が逸れたので戻します。
ネブラスカ大学のホームページの最新情報を見る限り、富永啓生選手のサイズは6フィート2インチで188cm、ウエイト178で80.74kgとなっています。
このサイズを比較するにあたって現役の日本人NBAプレイヤー八村塁選手とナビー(個人的に渡邊雄太選手がめちゃくちゃ好きなのですいません!)を比較してみます!
八村塁:身長203 cm、体重104kg
渡邊雄太:身長206 cm、体重98kg
富永啓生:身長188cm、体重80kg
このデカさは父親譲り?!→富永啓生の父・身長211cmの啓之氏の現役時代は?センターでもシュートタッチがうまかった!
田臥勇太:身長173cm、体重76kg(参考までにNBA初の日本人プレーヤー)
サイズだけを見ると現役日本人NBAプレーヤーと”全てのサイズで劣っています”
ただ、NBAファンなら誰でも知っているであろうホーネッツのマグジーボーグス選手。彼は160cmという選手でありながら、ドラフトをされたという前例があります。
この事を考えると富永啓生選手も100%ないとは言い切れません。というより、188cmあるので、NBAのガードなら普通に選ばれても不思議はありません。
では、NBA入りした2人に続いてシュート力などが、現時点で劣っているのかどうかについてデータに基づいて分析してみます。
富永啓生のNBA入りの可能性を数字で分析!

富永啓生選手のNBA入りの可能性を八村塁選手と渡邊雄太選手の大学時代の成績を基に分析してみます。
まずは八村塁選手がゴンザガ大学に通っていた頃のデータを見てみましょう。
平均出場時間:19.7
通算平均得点は12.7
3ポイント:.316
3ポイント一試合平均試投数:0.7
FT%:.746
FG%:.579
アシスト:0.8
スティール:0.6
引用元:KinokoPost様より
渡邊雄太選手がジョージワシントン大学に通っていた頃の平均スタッツです。
平均出場時間:30.1
通算平均得点:10.9
3ポイント成功率:.337
3ポイント一試合平均試投数:3.5
FT%:.788
FG%:.425
アシスト:1.5
スティール :0.7
引用元:KinokoPost様より
対する富永啓生選手の現段階の平均スタッツです。このデータにはレンジャーカレッジとネブラスカ大学のスタッツが含まれています。
平均出場時間:4.2
通算平均得点は16.59
3ポイント:.483
3ポイント一試合平均試投数:7.07
FT%:富永啓生の.870
FG%:.531
アシスト:1.12
スティール:1.07
引用元:REALGM
出場時間と3ポイント一試合平均試投数以外で確率的に上回っている部分を次のように表してみました。
通算平均得点:富永啓生の16.59
3ポイント:富永啓生の.483
FT%:富永啓生の.870
FG%:八村塁選手の.579
アシスト:渡邊雄太選手の1.12
スティール:富永啓生の1.07
3ポイントは一試合平均試投数が2人よりも多いにも関わらずの成功率です!.483でほぼ50%となっていますw
富永選手の驚異的な3ポイントの秘密→富永啓生の3ポイントの成功率や成功数がヤバすぎ!和製カリーと呼ばれる理由がここにある!
この内容を見る限り何を伝えたいかということはわかりますよね?八村塁選手がNBAドラフト1巡目で指名されていることも含めると…
富永啓生選手は圧倒的にNBAドラフト入りされるべき選手!
現役NBA選手の過去の2人の大学時代と比べると遜色ない成績を残しているということもわかりました。
富永啓生はバスケットボールグローバルキャンプに選ばれNBAから評価も高い!
富永啓生選手はグローバルキャンプというものに参加した事があります。
#RecruitingBoost client 2019 6’1 Keisei Tominaga of Japan will be in Charlotte, NC for All Star Weekend‼️
— Recruiting Boost (@recruitingboost) February 13, 2019
Keisei has been selected to the NBA/FIBA’s 5th annual Basketball Without Borders Global Camp!
Fri Feb 15 – Sun Feb 17 @ Queens University (NC)! https://t.co/EVQUhTsaGy pic.twitter.com/OmluW5YMgb
このグローバルキャンプとは、現NBA日本人渡邊雄太選手も参加したキャンプでもあります。
このグローバルキャンプは次のような内容です。
NBAはイタリアのトレヴィーゾにあるラ・ギラダ・スポーツセンターで米国外出身で今年のドラフト指名候補40選手が参加するNBAグローバルキャンプ2018の開催を発表した。キャンプは6月2~5日(同3~6日)の日程で行なわれる。
キャンプにはNBA全30チームの代表が参加し、インタビューセッションの場が設けられるほか、5対5の実戦、シューティングドリル、筋力と敏捷性のテストなど、NBAスタッフの指示の下で行なわれる。
引用元:sportingnews
簡単にいうと、アメリカ外の出身でNBAドラフトに指名される期待の選手を集めて行うキャンプです。
これはつまり、富永啓生選手もNBAとしても注目している選手として扱われているということです!
でも、何があるかわからないのがアメリカのNBAの世界。指名されないことも考えられるので、指名されない理由って何かあるかな?ということで調べてまとめています。富永啓生がNBAドラフトで指名されない理由はあるのか?【身体的格差とバスケ歴史】
ESPNというスポーツ専門チャンネルのNBAドラフトアナリストが、このキャンプをしっかりとみています。過去に渡邊雄太選手について分析をしていたりもします。
Japanese wing Yuta Watanabe going through a NBA range shooting drill at the NBA Global Camp in Treviso. Watanabe measured 6’8 barefoot today. Has had a very solid camp overall, especially defensively. pic.twitter.com/Uvsigcz7Zo
— Jonathan Givony (@DraftExpress) June 3, 2018
ということは、富永啓生選手がここでも先ほどのようなスタッツ(成績)を残すことができればメディアも大きく取り上げる事となり、NBAドラフトでも上位で指名される確率が高くなるという事です!
富永啓生のNBAの可能性をネブラスカ大学の成績や評価からドラフトされるのかを考察!【まとめ】
富永啓生選手がNBA入りする可能性を、ホイバーグHCの意見、現役日本人NBA選手の大学時代のデータ、グローバルキャンプを基に考察してきました!
単純にデータだけを見ると、ドラフト1巡目で指名された日本人初のプレーヤー八村塁選手よりもほぼ上です。
また、 グローバルキャンプにも参加している事を踏まえるとNBAでもかなり注目度の高い選手という事が言えます。
富永啓生選手は”和製カリー”と呼ばれ、ほぼハーフコートから3ポイントを放ち得点することもできます。
今後、日本を背負って立つプレーヤーになることは間違いないでしょう!
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