富永啓生選手がNBAドラフトで指名される可能性がありますが、候補に挙がるチームがどこになるのか想像するだけで楽しみですよね!
ということで、今回は富永啓生選手がNBAドラフトで指名されるかもしれない候補のチームはどこなるのかを、私個人の意見ではなく、富永選手の強みやNBAに存在するチームに状況を踏まえた上で候補球団を予想していこうと思います!
富永啓生選手のNBAドラフトについて関連する記事もまとめています。
目次
富永啓生選手がNBAドラフトで指名されるチームはどこになる?強みと球団の思惑を整理
【日本のカリー】米ネブラスカ大学の富永啓生、4試合で98得点と大暴れ「最恐のゲームチェンジャー」と称されるpic.twitter.com/y2ABL1myyr
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 16, 2023
富永啓生選手がNBAドラフトで指名されるチームを予想するに当たって、色々な要素が合わさってくることが考えられます。
以下にその要素となる部分を簡潔にまとめてみました。まずは富永選手の強みをおさらいします。
富永啓生選手の強み
- 3ポイントの成功率
- オフボールの動き(ボールをもっていない時の動き)
- クイックリリース
- サウスポー
- フェイスガードされても3ポイントを決める決定率(度胸)
本場アメリカでの海外の反応についてもまとめています→富永啓生に対する海外の反応や評価は?アメリカのファンやコーチ・ステフィンカリー【まとめ】
左利きは両親の遺伝譲りのようです→富永啓生の父・身長211cmの啓之氏の現役時代は?センターでもシュートタッチがうまかった!
NBAで富永選手の獲得に動こうとするチームについて以下にまとめます。
NBAで富永選手の獲得に動こうとするチーム
- 得点力不足(3ポイントを打てる選手)
- 得点の取れるSGが欲しい
- スモールボールを推している
スモールボールとは小さい選手を軸に組み立てる戦略で主にアウトサイドシュートを重視する。
以上のようなことが考えられます。
富永選手をドラフトするチームは、特に和製カリーの3ポイントの得点力については魅力的に思っているでしょう。
このようなことを踏まえた上で現状のNBAチームの状況を見てみましょう。
2022年得点力不足チームと3ポイント成功率ワーストのチームを合わせると6チーム
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— NBA (@NBA) February 16, 2023
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まずは、2022年得点力不足だった下位10チームをみてみましょう。ワースト1位から順に並べています。
- ヒート:108.4
- ロケッツ:110.0
- マジック:110.9
- クリッパーズ:111.4
- キャバリアーズ:111.8
- ピストンズ:112.3
- ホーネッツ:112.4
- スパーズ:112.3
- サンズ:112.3
- マーベリクス:113.1
- ブルズ:113.3
次に3ポイント成功率が悪かったチームをワースト順でみてみましょう。
- ホーネッツ:32.4%
- ロケッツ:32.7%
- ヒート:33.5%
- ラプターズ:33.6%
- レイカーズ:33.8%
- スパーズ:34.1%
- グリズリーズ:34.5%
- ニックス:34.6%
- ホークス:34.9%
- マジック:35.0%
- ピストンズ:35.3%
2022年に得点力不足だったチームと3ポイント成功率が悪かったチームを併せてみてみると次のようになります。
ということで、わかりやすく色をつけていましたが整理してみます。
- ヒート
- ロケッツ
- マジック
- ピストンズ
- ホーネッツ
- スパーズ
というように以上の6チームが2022年得点力不足で3ポイント成功率ワーストのチームとなっています。
得点力不足を補うという点と3ポイントの成功率を向上させたいチームという観点から言うと6チームが候補になる可能性があるということがうかがえます。
ただ、これだとチーム全体ということになるので、更に深掘りしていきます。各チームのスタメンのメンバーのSGの得点力が少なかった順にみていきます。
SGの得点力が弱かったチームとその選手の3ポイント成功率
The stat lines for Keisei Tominaga in Nebraska’s last three games:
— Ben Stevens (@BenScottStevens) February 12, 2023
• 2/5 vs PSU – 30 points (66.7% FG), 5-10 3PT
• 2/8 @ Mich – 24 points (62.5% FG), 4-8 3PT
• 2/11 vs Wisc – 22 points (50.0% FG), 5-11 3PT
Efficient and explosive, Tominaga is a certified bucket. pic.twitter.com/J5shJ2dwdU
SGの得点力が弱かったチームとその選手の3ポイント成功率を見る前に、富永啓生選手の最近の成績を一度振り返っておきます。
富永啓生選手の最近の成績2023年2月17日(26試合の出場)までの成績→平均得点は12得点で3ポイント成功率は40.3%となっています。
一概にプロと大学では比べることはできませんが、この成績を元に2022ー2023シーズンのSG(シューティングガード )トップ25というものがあるので、そのランキングからワースト下位5名の平均得点と3ポイント成功率を挙げておきます。
赤が平均得点で緑が3ポイント成功率です。
ジェイレン・ブラウン 26.5得点 33.1%(25歳/セルティックス)
ジョーダン・プール 20.9得点 33.5%(23歳/ウォリアーズ)
テリー・ロジアー 21.8得点 33.3%(28歳/ホーネッツ)
ギャリー・トレントJr. 18.6得点 36.9(23歳/ラプターズ)
ジェイレン・グリーン 21.8得点 33.3%(20歳/ロケッツ)
ルーゲンツ・ドート 14.0得点 35.6%(23歳/サンダー)
ボグダン・ボグダノビッチ 14.6得点 38.3%(30歳/ホークス)
セス・カリー 10.4得点 42.0%(32歳/ネッツ)
アレックス・カルーソ 5.5得点 38.1%(28歳/ブルズ)手首の骨折有り
ジョーダン・クラークソン 21.0得点 34.5%(30歳/ジャズ)
コリン・セクストン 14.3得点 41.0%(23歳/ジャズ)
カルーソは手首の骨折の影響もあり、芳しくないスタッツになっています。
なので、この平均得点を見る限りでは富永選手はセス・カリーよりも上。
3ポイント成功率が40%超えの選手に至ってはセクストンが41%。デズモンドペインが42.7%。セスカリーが42%で25名中3名しかいません。(デズモンドペインの42.7%は全てのポジションを含めた全体でも7位の成功率です。)
いかに富永選手の3ポイントの成功率が脅威かがわかるかと思います。
この記事に富永選手の3ポイントの原点になる練習などを書いています。→富永啓生の3ポイントの成功率や成功数がヤバすぎ!和製カリーと呼ばれる理由がここにある!←この頃からやってりゃそりゃ神懸かりで決めるよなってなります。
ということで、SGの得点力が弱かったチームとその選手の3ポイント成功率からどのチームが獲得に動くのかを考えてみると、候補は以下のようになりそうです。
- セルティックス
- ウォリアーズ
- ホーネッツ
- ラプターズ
- ロケッツ
- サンダー
- ホークス
- ネッツ
- ブルズ
- ジャズ
スモールボールを推している平均身長が低いチームは?
この若者たちは
— 株式会社iSportsみらい (@iSportsmirai) July 23, 2022
もしかしたらあっち側なのかも知れない
面白いことになってきた#河村勇輝#富永啓生#ステフィンカリー#アカツキファイブ#横浜ビー・コルセアーズ#ネブラスカ大学#ゴールデンステートウォーリアーズ#ビーコル#うちの子#六本木#グリップスプレー#グリップスプレー使ってる pic.twitter.com/PA0LNbcfTr
富永啓生選手を必要とするスモールボールを採用しているチームについてですが、実際にスモールボールかどうかを判断するに当たって、どれくらいの身長からなのか?という疑問がありますが、とりあえずNBAで平均身長が低いチーム(下位5チーム)を調べてみました。
海外のサイト”HISPANOS NBA”では次のようになっていました。
- ウォリアーズ:198cm
- ヒート:198.4cm
- ネッツ:198.6cm
- グリズリーズ:199.1cm
- ブレイザーズ:199.2cm
ウォリアーズはNBAを知っている人は知っている、スモールボールの代名詞とも言えるチームです。
また、この中には2023年2月17日時点で日本人NBAプレイヤーとして活躍するワタナビの所属するネッツも含まれていますね!
ということで、スモールボールを推奨しているチームとしては上のチームが挙がりました。
ウォリアーズでは、富永選手が憧れるカリーがいたりします!カリーもクレイも割と怪我がちになってきているということも考えると、サブオプション的な立ち位置として富永啓生選手を獲得するということも考えられそうです!
ということで、最後にこれまでの内容を踏まえて、富永啓生がNBAドラフトで指名されるチーム(候補)はどこになるのかをまとめてみます。
富永啓生がNBAドラフトで指名されるチーム(候補)どこになる?【まとめ】
富永啓生選手の得点力不足チームと3ポイント成功率ワーストをみると次のようになっています。
- ヒート
- ロケッツ
- マジック
- ピストンズ
- ホーネッツ
- スパーズ
SGの得点力が弱かったチームとその選手の3ポイント成功率でみた場合は次のようになっています。
- セルティックス
- ウォリアーズ
- ホーネッツ
- ラプターズ
- ロケッツ
- サンダー
- ホークス
- ネッツ
- ブルズ
- ジャズ
スモールボールを推している平均身長が低いチームは次のようになっています。
- ウォリアーズ:198cm
- ヒート:198.4cm
- ネッツ:198.6cm
- グリズリーズ:199.1cm
- ブレイザーズ:199.2cm
全てが交わるようなチームはありませんでしたが2つ以上交わるチームというのは存在しています。
ロケッツとウォリアーズとホーネッツの3チームとなります!
仮にウォリアーズに入るということになれば、富永啓生選手とカリーの3ポイント祭りがみられるようになるかもしれません!
そうなれば、ワタナビとルイに追加して毎試合の放送を観る必要が出てきそうですよ(笑)
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