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日大アメフト部が競技スポーツ部にした理由は?違いもなく継続するのはなぜか

日大アメフト部のスポーツ競技部

日大アメフト部が廃部をせずに競技スポーツ部として活動し継続するということが報じられています。

日大アメフト部は当初廃部にする(した)といっていましたが、一転して競技スポーツ部として活動すると言っています。なぜ、廃部(した)せずにサークルや同好会で継続しなかったのかなどについてみていきます。

日大アメフト部が競技スポーツ部にする理由は?なぜ継続か

日大アメフト部が競技スポーツ部にする理由は一体何なのか?なぜ継続するのか普通に考えて理解ができないでしょう。

ただ、そこは日大アメフト部に関係していない人だから思える考えです。当事者である日大アメフト部には日本大学や部員、保護者といった様々な立場の人たちがいます。

このような背景によって、日大アメフト部が競技スポーツ部にしたと考えられます。

では、各々の方達はどのような考えを持っているのかをそれぞれの立場になって考えてみましょう!

日大アメフト部を統括する大学側

日大アメフト部を統括する大学側の考えとしては、残ったアメフト部の学生ち保護者の今後を考えなければなりません。(日大アメフトの名誉は3番目くらいでいいですね)

しかも、これだけ歴史がありライスボウルでも優勝経験しているので可能性が1%でもあれば継続させたいのが本音でしょう。

日本大学は真面目に活動していたアメフト部員の将来(就職)を考える必要があります。残った学生は、”あの日大のアメフト部だったのか?”という事を今後何年間は言われ続ける事が考えられます。

結局の所、犯罪を犯した人が悪く、真面目にしている人は悪くないという点です。であれば、使用者が全員逮捕された今、廃部にするのはどうなのかという考えに辿りつくのも理解できます。

ただ、過去には不祥事タックルを起こしている事もあり、今回の事案。何かにつけて問題があるから廃部をするべきという考えがあるのを理解して欲しい所ですね。

そして、もう一つ考えられる点として2024年に入学する学生です。

日大アメフト部を目指して2024年に入学する学生

日大アメフト部を目指して2024年に入学する学生が何人かいるという事実もあります。

2024年の逮捕者が出た時点で部員数は120名。単純に4年生計算でいくと1学年あたり30名ほど来年も新入部員が入ってくる可能性が考えられます。

将来日大アメフト部に入るであろう30名の中には、スポーツ推薦の人もいたりします。ということは?その人達は日大のアメフト部に入るつもりで入試を受けたのに廃部されてしまう。

つまり、何の理由もなく日大に入学するということになるのです。

だから、日大の林真理子らは、2024年に日大のアメフト部へ入部希望だった人の処遇として”競技スポーツ部”として存続させようとしたと考えられるのです。

ただ、競技スポーツの定義は次のようになっています。

相手や自分との勝負に「勝つか負けるか」が主な目的

他にもスポーツ技術や記録の向上を目指し、人間の極限への挑戦を追求する選手のスポーツと言われます。

これまでの日大のアメフト部と何が違うのか理解できません。それらしい事を言っていればわからないし、質問してこないだろうくらいにしか思ってないのでしょうか?

という事で、保護者の方が質問してらっしゃいます。ついでに保護者の立場についても考えてみます。

保護者の立場

日大アメフト部で真面目にしていた保護者の方達の考えですね。Twitterでは、『保護者「いったん廃部にして、すぐに再開するのなら、部の継続と何が違うのか」』と言われていますが、仰る通りですね。

先ほども競技スポーツとは何かについて注釈して書きましたが、何も違いはありません。この辺りを誰も突っ込んでいないのか疑問ですね。

で、保護者からすれば、自分の息子が悪い事をせずにいい会社に就職して欲しいと願うのが一般的な考えですよね。悪い事をして悪い会社に入ってくれと願う人はいませんよね?

であれば、逮捕されずに真面目に努力して、誘惑に負けずに頑張ってアメフトやってきましたとする方が、良く見せる事ができますよね?

こういう考えや声が一部あったため、日大アメフト部も最大限に配慮した結果、廃部して競技スポーツという位置付けでやるという方針を決定した可能性があります。

まとめ

日大アメフト部は、一度廃部を決定したものの競技スポーツとして再開・決定しましたが、日大側や真面目にアメフトをしていた部員、保護者などの立場を考えると何かの形で存続させるしかなかったというのはわかります。

ただ、競技スポーツ部の意味を考えると、これまでの日大アメフト部となんら違いはありません。

もう少しほとぼりが冷めてならわかりますが、これは明らかに時期尚早としかいえませんね。今後の動向に注目ですね。

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