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富永啓生のNBA入りの可能性は?現役選手との比較やスキルなど様々な角度で検証した結果!ドラフト指名されるしかない件

富永啓生のNBA入りの可能性は果たしてあるのか?富永啓生選手といえば、言わずもがなな和製カリーと呼ばれるほどの3ポイント。

3ポイントを驚異的なレンジから決める決定力。3ポイントの成功数など攻撃面での破壊力は抜群!

FIBAバスケットボールワールドカップ2023でも3ポイントのトータルの成功率を12/32で(37.5%)で決めています。

3ポイントの成功率が高く、アメリカでも通用するように思えますよね?ただ、NBAはそんな甘い世界ではないというのも事実。

ということで、今回は富永啓生選手がNBA入りする可能性について様々な角度から検証していこうと思います!

富永啓生がNBAに行ける可能性は?通用するのか?

富永啓生選手がNBAに行ける可能性はあるのか?通用するのかを測る上で、サイズ、俊敏力、スタミナ、チームにあった戦略などなど多岐に渡り必要なものがありますよね?

結論として、様々な角度で検証した結果、NBAに入る可能性しかありませんでした!

ホイバーグHCはNBA入りの可能性があると回答

 
 
 
 
 
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富永啓生/ Keisei Tominaga(@keisei.kbz30)がシェアした投稿

富永啓生選手のNBA入りの可能性を考えるにあたって、ネブラスカ大学のヘッドコーチ、ホイバーグは次のように回答しています。

私が啓生について言うならば、今は誰もがシュートを求めているということ。彼はハードにプレイする選手で、みんなが必ずしも彼ほどの情熱を持ってプレイするわけじゃない。そして、あのシュート力を持っている。だから彼に(NBAに行ける)チャンスはあるだろう。

最高のレベルでプレイすることが彼の目標だということは私も知っているが、そういう目標や期待を持つことは素晴らしいことだと思う。彼のシュート力があれば、チャンスはあるだろうね。

引用元:sportingnews

あのシュート力があれば、NBA入りのチャンスはあるだろう」という事を言っています。確かにそうでしょうとしか言いようがありません。

ホイバーグHCは2004年〜2005年シーズンに3ポイント成功率で48.3%を記録した名3ポイントシューターです。

現NBA3ポイントシューターのキングとして知られるステフこと、ステフィンカリーの通算成功率が42.8%です。このシーズンに限っていえばカリーよりも凄かった選手です。

このホイバーグHCからお墨付きをしてもらえるので、”NBA入りのチャンスはある”という言葉は嘘ではないでしょう。

とはいえ、実際にNBAで3ポイントを決められる選手と比べて落ちればNBA入りも絵に描いた餅になりそうです。

では次に、富永啓生選手に対してホイバーグHC以外の海外の評価について見てみましょう!

富永啓生のNBA入りに対して海外の評価は?

海外のThe Sporting Newsというメディアにに所属するスティーブン・ノー氏(ブルズやスポーツについて書いている方)が富永啓生選手に対して次のような評価をしています。

日本のステフィン・カリーとして知られる富永は、すでにNBAで通用するスキルをいくつか持っている。

彼はペイサーズの練習中に25本の3ポイントシュートのうち少なくとも20本を成功させた選手に与えられる伝統の一環として、練習中にベルを鳴らすことになった。

ズームアクションは、すべての NBA チームが実行する非常に一般的なセットです。ボールをキャッチする前に 2 つのスクリーンから出る必要があります。富永はすでにこのアクションでシュートを放つことに非常に熟練しており、非常に速い左利きのリリースにより、いつでも好きなときにシュートを打つことができました。 

引用元:The Sporting News

 

実際に鐘を鳴らしている様子は下の画像です!

海外でもNBA入りできる評価を得ており、2024年のドラフトで指名されるのは時間の問題となっている感じです!また、他にも次のような評価もされています!

富永啓生はバスケットボールグローバルキャンプに選ばれNBAからの評価も高い!

富永啓生選手はグローバルキャンプというものに参加した事があります。

このグローバルキャンプとは、現NBA日本人渡邊雄太選手も参加したキャンプでもあります。

このグローバルキャンプは次のような内容です。

NBAはイタリアのトレヴィーゾにあるラ・ギラダ・スポーツセンターで米国外出身で今年のドラフト指名候補40選手が参加するNBAグローバルキャンプ2018の開催を発表した。キャンプは6月2~5日(同3~6日)の日程で行なわれる。

キャンプにはNBA全30チームの代表が参加し、インタビューセッションの場が設けられるほか、5対5の実戦、シューティングドリル、筋力と敏捷性のテストなど、NBAスタッフの指示の下で行なわれる。

引用元:sportingnews

簡単にいうと、アメリカ外の出身でNBAドラフトに指名される期待の選手を集めて行うキャンプです。

これはつまり、富永啓生選手もNBAとしても注目している選手として扱われているということです!

でも、何があるかわからないのがアメリカのNBAの世界。指名されないことも考えられるので、指名されない理由って何かあるかな?ということで調べてまとめています。富永啓生がNBAドラフトで指名されない理由はあるのか?【身体的格差とバスケ歴史】

ESPNというスポーツ専門チャンネルのNBAドラフトアナリストが、このキャンプをしっかりとみています。過去に渡邊雄太選手について分析をしていたりもします。

ということは、富永啓生選手がここでも先ほどのようなスタッツ(成績)を残すことができればメディアも大きく取り上げる事となり、NBAドラフトでも上位で指名される確率が高くなるという事です!

ここまでは、富永啓生選手に対して海外の評価などからNBA入りの可能性についてみてきました!

海外の評価としては、富永啓生選手はいつでもNBA入りできる可能性を秘めているというコメントが多くありました。

しかし、実際に富永啓生選手は活躍できるだけの身体やスキルといったものを持ち合わせているのか?

次は、サイズや現段階での成績(3ポイントシューターなど)をNBA選手と比較してみていきます!

富永啓生の3ポイントシュートをNBAレベルで比較

富永啓生選手の3ポイントシュートについて、ネブラスカ大学での成績を一旦見てみましょう。

2022年〜2023年の3ポイントの成績は次のようになっています。

3ポイント試投数→165

3ポイント成功数→66

3ポイント成功率→.400

ネブラスカ大学の統計より

次にNBA2022〜2023シーズンの3ポイントシュート成功率について見てみましょう。

引用元:tsp21.com
引用元:statmuse

上の画像は、NBAの3ポインター十傑です。

下の画像は3ポインターを上から順に見たもので、途中を端折っています。

一番下のアイザイア・ジョーは何番目かわかりますか?実は50人中上から数えて25番目で丁度真ん中です。

ということで、現代のNBAでは40%超えの3ポイントシューターはザラにいるということがわかります。

富永啓生選手が仮にNBAに入ったとすればネブラスカ大学の成績を元に考えると、真ん中ら辺に位置する可能性があるという事がわかったかと思います。

なので、”富永啓生選手の3ポイントのシュート力に関していえば、NBAでも通用するレベル”ということがわかりました!

ただ、これはネブラスカ大学での3ポイントの成績。NBAではシャキールオニール級の重戦車のような人は最近見かけませんが、それでもレブロンのようなサイズの人ばかりですよね?

当たり負けしてしまう可能性があります。

次にNBA選手と富永啓生選手のサイズを比較してみましょう!

富永啓生は現代NBAについていけるサイズ?通用する?

上記のツイートを訳すと次のようになっています。

富永敬成は身長わずか 6’1 ですが、米国 NCAA ディビジョンに注目されています。 1プログラム。その体格と年齢(2000年から2002年生まれ)くらいのフィリピン出身の選手で、もし米国でもチャンスが与えられれば注目を集める可能性を秘めている選手は誰だろうか?

(フィリピンという話は置いておきます。)

富永啓生選手はNBAのサイズについていけるのでしょうか?

富永啓生選手のサイズを簡単にまとめているので見てみましょう!

  • 身長:188cm
  • 体重:81kg
  • 捕捉:ポジションはSG

NBAのシューティングガードの平均サイズは次のようになっています。

  • 6’3フィート(1.90m)〜6’5フィート(1.95m)
    参照元:LINES.com
  • 200ポンド(90kg)
  • 参照元:The foops Geek

という事で、富永啓生選手はサイズ(体重)だけに関してデータでいうと、NBAの平均値よりも下となっています。

ただ、これは数値であって、実際に身長が低くても活躍するNBA選手がいます。クリスポール(79kg)やフレッドバンブリート(88kg)といった選手は183cmですが、オールスターにも選ばれた選手です!

なので、NBAに対応する強靭な身体を作れば問題ないという事がこの例を見ればわかります!

富永啓生選手もこのサイズや当たりに対しては凄く意識をしているようで、次のようなコメントを残しています!

出だしから100パーセントのエナジーでプレーしたという富永は、体重を増やし、フィジカル面でも強化を遂げたというが、「体は前から比べて本当に強くなってきてると思いますし、当たり負けをしなくなってバスケットのすべての場面ですごくいいです」と、その変化を実感したようだ。

引用元:basketballking

という事で、NBA入りを意識して身体を強化しているということが伺えます!

サイズに関しては問題ないと言えるでしょう!

そして、次に見るのはポジション。

富永啓生選手はSGというポジション。日本ではスラムダンクの流川楓や仙道彰、沢北栄治といった点取り屋がイメージされる人が多いかもしれません。

カッティング(中へ切れ込む)で得点を取る必要もあります。2ポイントシュートやカッティングはNBAで通用するのかも見ていきます。

富永啓生のカッティング力やペイントアタック力

富永啓生選手の3ポイントをより引き立てるにはカッティングやペイントアタック力が必要不可欠です。

それはスラムダンクでいうところの流川楓が沢北栄治との対戦で気づいたシーンを想像して頂けばわかるかと思います。

安西先生「2本のパスは布石。あれで沢北君の頭に”パスもあると入った”。1つに絞れないから考える。ディフェンスは後手になる。今度は抜ける」

富永啓生選手といえば、和製カリーと呼ばれるほどの3ポイント力です。パスでないにしろ、カッティングがあると思わせれば、3ポイントへの対応も遅れる可能性が出てきます。

富永啓生選手のカッティングからの得点シーンがFIBAワールドカップ2023のフランス戦であったので、ご覧ください!

当たり負けせずに、フィニッシュまでもっていっての得点です!

しかも、相手は優勝候補と言われNBAのウルブズに所属する鉄壁の守備職人ルディゴベア擁するフランス相手にです!

というか、フランス相手に一人で20得点している時点でNBA入りの可能性しかありません!

このようにNBA選手がいようともカッティングする力があります。なので、富永啓生選手は現段階でも、NBAでも十分通用する力を備えているという事が、FIBAワールドカップ2023年の試合からもわかります!

では次に、日本人の現役NBAプレイヤーとの比較をしてみます!

富永啓生のNBA入りの可能性を日本人NBA選手の数字と比較!

参照元:Twitterより

このサイズを比較するにあたって現役の日本人NBAプレイヤー八村塁選手とナビー(個人的に渡邊雄太選手がめちゃくちゃ好きなのですいません!)を比較してみます!

渡邊雄太は東京オリンピックがキッカケで結婚!

サイズだけを見ると現役日本人NBAプレーヤーと”全てのサイズで劣っています

ただ、NBAファンなら誰でも知っているであろうホーネッツのマグジーボーグス選手。彼は160cmという選手でありながら、ドラフトをされたという前例があります。

この事を考えると富永啓生選手も100%ないとは言い切れません。というより、188cmあるので、NBAのガードなら普通に選ばれても不思議はありません。

では、NBA入りした2人に続いてシュート力など、現時点で劣っているのかどうかについてデータに基づいて分析してみます。

富永啓生選手のNBA入りの可能性を八村塁選手と渡邊雄太選手の大学時代の成績を基に分析してみます。

まずは八村塁選手がゴンザガ大学に通っていた頃のデータを見てみましょう。

  • 平均出場時間:19.7
  • 通算平均得点は12.7
  • 3ポイント:.316
  • 3ポイント一試合平均試投数:0.7
  • FT%:.746
  • FG%:.579
  • アシスト:0.8
  • スティール:0.6
  • 引用元:KinokoPost様より

渡邊雄太選手がジョージワシントン大学に通っていた頃の平均スタッツです。

  • 平均出場時間:30.1
  • 通算平均得点:10.9
  • 3ポイント成功率:.337
  • 3ポイント一試合平均試投数:3.5
  • FT%:.788
  • FG%:.425
  • アシスト:1.5
  • スティール :0.7

引用元:KinokoPost様より

対する富永啓生選手の現段階の平均スタッツです。このデータにはレンジャーカレッジとネブラスカ大学のスタッツが含まれています。

  • 平均出場時間:4.2
  • 通算平均得点は16.59
  • 3ポイント:.483
  • 3ポイント一試合平均試投数:7.07
  • FT%:富永啓生の.870
  • FG%:.531
  • アシスト:1.12
  • スティール:1.07

引用元:REALGM

出場時間と3ポイント一試合平均試投数以外で確率的に上回っている部分を次のように表してみました。

  • 通算平均得点:富永啓生の16.59
  • 3ポイント:富永啓生の.483
  • FT%:富永啓生の.870
  • FG%:八村塁選手の.579
  • アシスト:渡邊雄太選手の1.12
  • スティール:富永啓生の1.07

3ポイントは一試合平均試投数が2人よりも多いにも関わらずの成功率です!.483でほぼ50%となっていますw

この内容を見る限り何を伝えたいかということはわかりますよね?八村塁選手がNBAドラフト1巡目で指名されていることも含めると…

富永啓生選手は圧倒的にNBAドラフト入りされるべき選手!

現役NBA選手の過去の2人の大学時代と比べると遜色ない成績を残しているということもわかりました。

富永啓生のNBA入りの可能性は?現役選手との比較やスキルなど様々な角度で検証した結果!ドラフト指名されるしかない件【まとめ】

富永啓生選手がNBA入りする可能性を、ホイバーグHCの見解、アメリカのメディア、現役日本人NBA選手の大学時代のデータや現役NBA選手との比較、グローバルキャンプ等々、様々な角度から検証してきました!

単純にデータだけを見ると、ドラフト1巡目で指名された日本人初のプレーヤー八村塁選手よりもほぼ上です。

グローバルキャンプにも参加している事を踏まえるとNBAでもかなり注目度の高い選手という事が言えます。

富永啓生選手は”和製カリー”と呼ばれ、ほぼハーフコートから3ポイントを放ち得点することもできます。

富永啓生選手がドラフトされる事を待ち望むばかりですね!

 

 

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