小林製薬の賠償金はいくらになる？薬害エイズと比較すると2700万円✖️〇〇人

小林製薬の賠償金はいくらになるのだろうか？小林製薬を心配して、賠償金はいくらになるのだろう？と疑問に思った方もいるのではないでしょうか？

小林製薬の賠償金はいくらくらいになるのか？過去に同じように製薬会社の製品から亡くなった事例をもとに比較して算出してみました。

小林製薬の賠償金はいくらになる？

マジに小林製薬、かなりヤバいな。賠償金とかどれ位になるだろう。

— 匿名 (@Anonymous__unk1) March 28, 2024

小林製薬の賠償金はいくらになるのか？Xの投稿を見ていると次のように言われています。

ただ、上記に記しているものは予想となっています。

小林製薬は製薬会社です。であれば、製薬会社関係で亡くなった人などと比較検討する方がより近いものとなりませんか？

過去に製薬会社で大きな問題となった事件。薬害エイズ事件があります。

薬害エイズ事件は、厚生省が承認した非加熱血液製剤にHIVが混入して約1400人がHIVにかかったというものです。

小林製薬は、現在プベルル酸がどこかの工程で混入した可能性があると言われています。

であれば、多少ながらも比較できる対象になるのではないでしょうか？

ということで、薬害エイズ事件の賠償金について一旦振り返ってみます。

薬害エイズ事件の賠償金

薬害エイズ事件の裁判結果で賠償金等が次のように公表されています。

薬害エイズ事件は国も関与していた事が裁判でも確定されています。

また、医療保険審議会では一人当たりに4500万円が支給される事もわかっています。

小林製薬の紅麹コレステヘルプは、”国”が関わっていません。なので、ここに書いてある製薬会社負担割合が、企業負担となる事が考えられます。

そうすると、製薬会社の負担額と弁護士費用は次のようになります。

薬害エイズ事件で企業が負担した合計金額は2790万円となります。なので、製薬会社負担の場合一人当たり2790万円になっていた事がわかります。

そして、平成2８年１月末時点のデータとなりますが1387人と和解が成立しています。全体で考えると、約3869億730万円となります。

では、仮としてこのデータを小林製薬の賠償金とするなら全体でいくらになるのでしょうか？

小林製薬の賠償金はどうなる？（2024年3月時点）

小林製薬の賠償金は一人当たりで換算すると2790万円としましょう。

紅麹のコレステヘルプで被害を受けた方は次のようになっています。（3月30日時点）

合計すると、119人。

小林製薬の賠償金額は”31億8060万円”となる事が考えられます。

小林製薬が全てを全て負担してしまうと予想されそうですが、製薬会社にはPL保険というものがあります。

小林製薬の賠償金はPL保険が適用されるかも

小林製薬もＰＬ保険とか多分入ってるよね

— komo (@komokabu) March 28, 2024

小林製薬は賠償金をPL保険で賄う可能性があります。

小林製薬は賠償責任保険に加入しています。

賠償責任保険に加入していると回答のあった会社（29社以下すべてアイウエオ順で表示）
味の素、アボットジャパン、えがお、かどや製油、カネカ、カルピス、協和、協和発酵バイオ、小林製薬、サン・クロレラ、サンスター、サントリーウエルネス、健やか総本舗亀山堂、世田谷自然食品、日清ファルマ、日本アムウェイ、日本サプリメント、ビー・アップル、ファンケル、ヴェントゥーノ、mimozax、明治、明治ナイスデイ、ヤクルトヘルスフーズ、やずや、八幡物産、山田養蜂場、ユーグレナ、ライオン

引用元：食の安全・監視委員会

なので、一応ですが多額の賠償金を請求されても問題はないと考えられます。

まとめ

小林製薬は現段階では38億程の賠償金を背負う可能性があります。ただ、小林製薬の紅麹を使っていない人も、ここぞと言わんばかりに賠償金を請求してくる可能性があり増えてくる可能性もあります。

きちんと賠償損害保険に入っていてリスクも考えている会社です。きちんとしている会社がバカを見て欲しくありません。

小林製薬の社長は悪い人には見えませんしね。小林製薬は一から出直してほしいです。