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ガーシーの刑期や罪状は?裁判の判決で実刑や懲役は何年になる?【ビートたけしのフライデー事件と比較すると】

ガーシー裁判なら刑期はどうなる?

ガーシー容疑者が逮捕されるような流れになっています。ということは、捕まれば裁判になって罪状が確定して、刑期も確定してしまいます。実刑で懲役も何年かになるかもしれません。

という事で、まだ捕まっていないガーシー容疑者ですが、刑期や罪状など裁判になった時にどういう判決になるのかについて調べてみました。

ガーシーの刑期や罪状はどうなる?現時点で言われている事を整理

ガーシーの刑期や罪状はどうなるのかを見ていくにあたって、まずはこれまでに挙げられている逮捕に関する情報を見ていく必要があります。

以下に、ガーシー容疑者にかかっている内容です。

  • 暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)
  • 威力業務妨害
  • 強要罪

こういう事が報道されていますが、ガーシー容疑者のこれまでの発言に次のような発言もあったと記憶しています。「〇〇覚えとれよ!お前もう知らんからな!」こういう発言がある意味恐喝ともとれるような感じもします。

なので、上記2つに恐喝も含まれる可能性もあります。

こういうような発言をしているガーシー容疑者ですが、これまでにBTSに会える会える詐欺をしていたという事で4000万円を騙していたというような話も出ていました。しかし、東京美容外科の麻生泰さんに肩代わりしてもらい一旦返金。そして、麻生さんに少しずつ返金をしていたりもしていました。

返金がなければ、投資詐欺にもなっていた可能性があります。(話が逸れたので戻します。)

という事で、この暴力行為等処罰法違反と威力業務妨害で逮捕され裁判になることが考えられます。そして、暴力行為等処罰法違反と威力業務妨害が罪状となると考えられます。

では、この暴力行為等処罰法違反と威力業務妨害で逮捕され裁判にかけられた場合、どういった刑期になるのでしょうか?法律の専門サイトを見ながら情報を整理してみました。

ガーシーの刑期はどうなる?裁判結果では実刑で懲役や罰金

ガーシーの刑期はどうなるのか?暴力行為等処罰法違反と威力業務妨害で逮捕された場合次のようになるということが弁護士事務所のサイトでは言われています。

暴力行為等処罰法違反

常習的に暴行・傷害・脅迫・器物損壊等の罪を犯す者がこれらの行為を行った場合、人を傷害したときには1年以上15年以下の懲役が、人を傷害した以外の場合には3カ月以上5年以下の懲役が科されます。

引用元:LEGAL MALL

威力業務妨害

威力業務妨害の刑罰は、第233条の信用毀損罪や偽計業務妨害罪と同じ「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」です。

引用元:刑事事件弁護士ナビ

相手方またはその親族の生命・身体・自由・名誉・財産に対して害を加える旨を告知して脅迫し、または暴行を用いて、人に義務のないことを行わせ、または権利の行使を妨害する犯罪です。
強要罪の規定は、刑法223条です。
強要罪の刑事罰は、3年以下の懲役です。

引用元:横浜ロード法律事務所

なので、ガーシーが暴力行為等処罰法違反で裁判にかけられた場合、人の体を実力行使で傷つけたという事ではないため、3カ月以上5年以下の懲役が考えられます。また、威力業務妨害の場合は3年以下の懲役または50万円以下の罰金になると考えられます。そして、強要罪は3年以下となっています。

合計でいうと、最低ラインで考えるなら3ヶ月の懲役と50万円の罰金最大で5年+3年+3年の11年という形で刑期を全うするという形になると考えられそうです。

とはいえ、ガーシーも芸能人のような立ち位置になりつつあります。という事で、芸能人が実際に逮捕された時はどのようになっていたのか。同じように暴行などで逮捕された人たち(恐喝も含む)についても調べてみました。

ガーシーが芸能人という立ち位置と仮定したら?芸能人と比較

ガーシー容疑者は体に直接暴行を加えていませんが、芸能人で暴行を加えた人だと次のような形となっていました。

  • 羽賀研二(投資詐欺や恐喝未遂。ガーシーも恐喝に入る可能性があり記載)→2013年懲役6年の実刑
  • 新井浩文:マッサージ店員暴行→懲役4
  • 真木蔵人:知人女性暴行→処分保留で釈放
  • ビートたけし:フライデー事件→懲役6ヶ月(執行猶予2年)かなりヤバかったと記憶しています。
  • メッセンジャー黒田:ガールズバー暴力事件で不起訴

ということで、新井浩文容疑者の場合は悪質だったということ。羽賀研二容疑者の場合は、巨額の資金(4億)を騙したということで、かなり重い判決が出ています。(のちに所得隠しも判明)

しかし、一方で他の方は、”執行猶予や釈放・不起訴”といった形となっています。

なので、この状況を踏まえて言えることは次のようなことだと考えられます。悪質だと判断された場合、重い実刑。

ガーシーの場合、争点となるのは次のようなことが考えられます。

日常的に何人もの人を常習的に暴露していましたよね?俳優の方への迷惑となっていた可能性があります。仕事が激減してしまったという事であれば、裁判官的に悪質だと捉えられる可能性が考えられます。

こちらの記事に暴露した内容についてざっと書いています→ガーシーはなぜ帰国できない理由は?恨みに逮捕他…不逮捕特権も適用されない可能性

最後にまとめていきます。

ただ、実際に体に危害を加えていないという事もあるので、精神的な部分や名誉の部分が傷つけられたという事だけになるので、”不起訴や罰金”のみで穏便に済む可能性が一番高い可能性がありそうです。

まとめ

ガーシー容疑者が仮に捕まった後の裁判で出される判決について、現時点であげられている情報を元に整理してきました。

以下に簡潔にまとめます。

  • ガーシーは現在、暴力行為等処罰法違反と威力業務妨害で逮捕予定
  • 最低ラインで考えるなら3ヶ月の懲役と50万円の罰金。最大で5年+3年+5年で”11年”の懲役刑
  • 争点となるのは、常習的に行っていた恐喝?(暴露話)→仕事が減ったのか減ってないのか
  • 実際に体への危害を加えていない
  • ビートたけしのフライデー事件でさえ、懲役6ヶ月執行猶予2年

ということを踏まえると、ガーシー容疑者が捕まり裁判になったところで、懲役は最大でも半年や1年くらいで済む可能性。もしかすると、不起訴や罰金で済むという可能性も見えてきそうです。

選挙でガーシーに投票した人たちは、それだけで済まそうという気は無いと思いますけれどもね…今後、どういう形になっていくのか見守りましょう。

以下、ガーシーにまつわる関連記事を載せておきます。

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