秀岳館高校は段原監督の暴行問題やコーチの古嶋祐介、部内でも暴力事件があり廃部になるのでは?という声が聞こえ始めています。今後どうなるのでしょうか?
秀岳館高校は九州でも屈指のサッカー部ですが、ここまで暴行問題が明るみになってくれば廃部になる可能性は否定できません。これまでに暴力事件などで廃部になったスポーツ部などを見ながら、今回の騒動で秀岳館サッカー部が廃部になる可能性についてみていきます。
秀岳館サッカー部が廃部になる理由!暴力事件の数々【まとめ】
【波紋】問題発覚後“初の会見”秀岳館高校、サッカー部暴行問題で謝罪https://t.co/SwuEubPysk
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 5, 2022
物議を醸した謝罪動画について、学校側は当初「部員が主体的にやった」と説明。しかし、「(監督が)確認をして動画をアップしたことまで確認が取れています」と訂正した。 pic.twitter.com/FO35Q61JKe
秀岳館高校のこれまでどれだけ暴力行為があったのかを一旦整理して見てみましょう。
コーチが部員に蹴りを入れる→その動画を生徒がSNSにアップ→段原監督が生徒に謝罪動画を作らせてアップロード。段原一詞監督がテレビ番組の『スッキリ』に生登場。
やっていないという事を全国民に伝えるも、MCの加藤浩次に『ウソついていたら大変な事になる』と忠告される。ウソがバレてしまい自分のクビをしめて自業自得になる。(加藤浩次のいう事を聞いておけば良かった。)段原監督はクビにならないのか?
コーチは体罰という名の下に暴力行為で書類送検。のちにコーチは”古嶋祐介(こじまゆうすけ)”と判明。
他にも入学前から練習に参加していた県外出身の中学3年の男子生徒が上級生から暴行を受けていた事も判明。この中学生はこの暴力行為を受けて進学を辞退して、進学できずに1ヶ月が経とうとしています。
で、この秀岳館高校の暴力行為の件数については以下の通りです。(2022年にとったアンケート結果)
サッカー部の暴力行為38件、職員から生徒への暴力25件のうち、古嶋祐介コーチは24件
コーチから生徒への暴力行為が25件ある事に驚きですが、サッカー部の暴力行為も38件もあるのに驚きです。さすが体育会系とでもいうべき所ですね。未だに体育会系は上下関係が厳しいのが浮き彫りになっていますね。
この結果は2022時点に秀岳館高校に在籍している生徒を対象にしています。OBは数にカウントされていませんが、OBからは体罰は日常茶飯事という事が言われていました。
「僕らが在籍してるときは、ああいうのは結構日常的にあったので、とうとう全国に、世間に広がってしまったなという感じ」
引用元:TKUテレビくまもと
なので、暴力行為は今回あげている数以上のものがあったということはたやすく想像できますね。これだけの暴力行為があった事を世間が知り、保護者が知る事になると廃部にするべきという声が出るのも当然です。
実際に廃部となる可能性はあるのでしょうか?他の高校の具体例を見てみます。
高校の部活が廃部になった例(PL学園野球部の例)
【名門】PL学園・硬式野球部、今夏大会を最後に休部する方針https://t.co/DXWmul9job
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 17, 2016
事務局は「廃部ではなく休部という形になると思う。その先のことは分からない」と説明。現部員は2年生のみとなっている。 pic.twitter.com/EHttYiP9W4
サッカー部ではありませんが、甲子園常連校であったPL学園が同じように廃部寸前になっていましたので、この例を見てみましょう。
PL学園はKKコンビと呼ばれたプロ野球選手、清原一博・桑田真澄を生んだ高校です。このPL学園はかなり上下関係が厳しいということは幾度となく言われてきました。
事件が起きた時系列は次の通りです。
1986年:いじめによる死亡事故
1997年:上級生が下級生に暴力行為
2001年:上級生が下級生をバットで殴る
2008年:当時の監督が部員に暴力を振るう
2013年2月:上級生による暴力事件
あの野球では当時、知らない人はいなかったPL学園内で上にあるような事件が起こっていました。ただ、この事件だけが原因で廃部になったというわけではありません。
2008年に当時の監督が解任されて指導できる人がいなくなりました。それから、2015年に野球部の部員募集を停止→2016年に休部→部員がいなくなり高等学校野球連盟から脱退。
以上のような経緯があり、PL学園は廃部という形になっています。
PL学園の廃部を例にして、秀岳館高校が廃部にたどる可能性をまとめると次のようになります。
秀岳館サッカーは廃部になる?暴行問題山積みでどうなる?【まとめ】
秀岳館高校サッカー部の暴行問題はマスメディアを通して大きく取り上げらました。秀岳館高校サッカー部の段原監督は謝罪動画を作らせて投稿させた事もマスメディアに大きく取り上げられました。
よって、段原監督はクビ・解任。秀岳館高校はサッカー部を募集するも、結果的に暴力事件があった事で県内屈指のサッカー部ということでも入部人数が劇的に減少。休部を経て廃部という感じになると考えられます。
しかし、秀岳館高校は私立なので自身の高校で経営をしていく必要があります。なので、段原監督を解任後に実績のあるサッカー経験者で新しい教員を入れるという可能性もありそうです。
それはそれで、秀岳館高校の中川静也校長もどうなのかという感じになりますが…変わってる人なのでありえます。→中川静也校長が校内でキャバクラ?
海外では体罰だろうが暴行事件として逮捕されるのが普通です。もっと柔軟に教えて、自分で考えさせられるような指導者が出てきてもいいんですけどね…なぜなんでしょうかね?