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岸田首相の経歴や学歴は?東大に3回落選の苦労人が総裁に!

岸田首相-min

総裁選2021が終わり、世論やネットユーザーの投票とは全く違うダークホースの岸田文雄さんが新総裁に選ばれました。

岸田文雄さんは東大に3回落選し、早稲田大学に入学と言った学歴で庶民的な感じも匂わせます。(が、実際は違う)

(筆者のデータ的では河野さんになると予想していました)

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今回は、その岸田文雄新総理がどのような経歴を辿ってきたのか?どのような学歴なのかについて見ていきます。
[記事の内容はこちら!]

岸田首相のプロフィール

氏名:岸田文雄(きしだふみお)
生年月日:1957年7月29日
出身:東京都渋谷区
小学校:ニューヨークのパブリックスクールと千代田区立永田町小学校
中学校:千代田区立麹町中学校
高校:開成高校
大学:早稲田大学法学部
妻:裕子

岸田首相の奥さん-min
岸田首相の奥さん岸田裕子さんは英語は日常レベル以上で食事も美味い?岸田首相の奥さんは裕子さんですが、一体どんな人物なのでしょうか?英語が堪能で食事も美味いようですが、英語が話せるのはネイティブ並みなのでしょうか?それとも、日常会話レベルなのか?また、岸田首相は総裁選で総理大臣になった時にお好み焼きを作ったという話がありますが、他にも手の込んだ料理を作ったりするレベルなのか。...

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岸田首相の学歴(小学校)

学歴の欄にも書いていますが1963年にアメリカ合衆国・ニューヨークに小学校1年から3年まで通っています。

1963年には「PS20」に通い、1964年春からクイーンズ区の近隣住区エルムハーストに位置する「PS 13 Clement C Moore School」に通っています。

「PS 13 Clement C Moore School」は次のような場所に立地しています。

https://goo.gl/maps/opYh9rf4CmoygrxY8

この小学校時代に白人の女の子に手を繋ぐのを拒まれた差別的経験が政治の原点になっています。

そして、このアメリカ生活が元で英語が堪能になり、帰国子女となった後に小学校で通訳を任せられています。

永田町小の4~6年で同じクラスだった石川二郎さん(64)は、岸田氏と四谷の公園で野球をして遊んだことと、自宅が大きかったことを覚えている。学校に外国人が訪れたときには、岸田氏が〝通訳〟を任されることもあり、後に外相を務める能力の片鱗(へんりん)を見せていたという。

引用元:yahooニュース

岸田首相は外務大臣を務めていたことがありますが、この時の経験が少なからず活きていたでしょう。

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岸田首相の学歴(高校)

岸田首相は日本国内でも東京大学へ行く人を何人も輩出する名門、開成高等学校に入学しています。

開成高等学校は日本で3番目の偏差値(78)で、2021年に東京大学へ入学させた人数は144人、慶應義塾大学に173人、早稲田大学へは213人合格させ、相変わらずの強さを誇っています。(因みに1位が灘高校(79)、2位お茶の水女子大学附属高等学校(78))となっています。

開成高等学校は東京大学や慶應義塾大学へ入学させる人を輩出していますが、なんとビックリの岸田文雄さんは開成高校出身者で初めての総理大臣となっています!意外な感じです。

高校時代は野球部で努力家だった性格が垣間見える

岸田首相は高校時代では硬式野球部に所属していました。その時の岸田首相について同級生が次のような事をコメントされています。

29日の自民党総裁選で岸田文雄前政調会長(64)が当選した。母校・開成高校(東京都荒川区)の同級生で、硬式野球部では二遊間のコンビを組んだ会社役員の関根正裕さん(64)は「高校時代から真面目でひたむきで誠実だった。皆の意見を聞き、一生懸命努力する姿勢は昔から変わらない」と岸田氏を評する。

岸田氏は中学時代は軟式テニス部に所属し、高校進学を機に野球部に入った。関根さんは岸田氏について「最初に会った時は線が細く野球もうまいわけではなかったけれど、不平不満を言わず練習も休まなかった」と振り返る。合宿では練習場から宿舎まで数キロの道のりをランニングして帰るのが通例だった。サボる部員もいる中で岸田氏は休まず走り続け、宿舎に着くと倒れ込む姿が印象に残っているという。

毎日新聞

岸田首相は人の意見を聞き入れ真面目で誠実だったと言っています。また、中学時代は軟式テニスをしていて高校入学から野球部に入っています。

軟式テニスの人はゴリゴリマッチョの人を見かけませんが、岸田首相も例にもれず線の細い体型でした。また、軟式テニスをしていたという事で野球の方は上手ではありませんでしたが、文句も言わずに黙々と練習に励んでいたようです。

また、岸田首相は3年生の引退で2年からレギュラーに抜擢されています。そこでのプレースタイルも堅実で、打順が2番ということもあってか打者が出れば手堅く送りバントをする選手でした。

岸田首相が総裁選でも河野さんや高市さんの次くらいに投票される感じでしたが、野球部のような手堅く堅実なところが自民党内でも評価されて推されたような感じがします。

岸田首相はコロナの対策もコロナによって引き起こされた経済悪化に対する政策など、とにかく国民から一定の割合で評価されるラインで決定してくれると期待されるのではないでしょうか?

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岸田首相の学歴(大学)


岸田首相は冒頭でも述べたように早稲田大学に入学していますが、それまでに東京大学を3回ほど受験して失敗しています。

平成5年の衆院選で初当選。祖父も父も衆院議員を務めた政治家一家に育ち、24年には名門派閥・宏池会の会長に就任した。「エリート」とみられがちだが、学生時代には親族のほとんどが卒業した東大の受験に3度も失敗するという挫折も経験。小説家を目指した時期もあったが、「全部ものにならなかった」と振り返る。

引用元:yahooニュース

歴代の内閣総理大臣の出身大学別を調べると、圧倒的に東京大学に入学した人が多く19人です。2位は7人で早稲田大学、3位京都大学となっています。

なので、岸田首相は開成高校出身者で初の首相となりましたが、出身大学別で見ると大して驚くことでもない感じです。この内容を見ていて意外な大学もあったので、興味のある方は出身別大学ランキングのサイトを見てみてください。(有名人の出身大学ランキング

ちなみに早稲田大学出身の歴代内閣総理大臣は次の通りです。

野田佳彦
森喜朗
小渕恵三
福田康夫
海部俊樹
竹下登
石橋湛山

早稲田法学部出身の総理大臣は海部俊樹さんだけで、法学部出身者ともなれば2人目の快挙ともなります。

岸田首相は東京大学に3度失敗しているといっても、東京大学法学部の偏差値が67.5で早稲田大学法学部の偏差値も67.5なのでレベル的なものでいうと全く遜色なく、何か運が悪かったとしか言いようがない感じです。

そんな岸田首相の経歴は次の通りです。

岸田首相の経歴

岸田首相は1982年に早稲田大学法学部を卒業後、(株)日本長期信用銀行入社。1987年に日本長期信用銀行を退職。退職後は衆議院議員秘書になります。

秘書として政治家の経験値を積んだ後、1993年、第40回衆議院議員総選挙に旧広島1区から自由民主党公認で出馬し初当選。

その後15年の時を経て50歳の年齢で初入閣を果たしています。

時代が時代なのか小泉進次郎さんは38歳で入閣。岸田文雄さんは50歳。小泉さんは元首相の小泉純一郎さんですが、岸田さんの父親も元通産省の岸田文武さんで、祖父も衆議院議員の岸田正記さん。

総理大臣の子供になるとやはりコネが強いんでしょうかねー(棒)

岸田首相の同級生の評価やこれまでの記事の内容で読む限りでは、岸田さんの方が入閣が早くてもよかったのではないかと思ってしまいます。

岸田首相の政界歴

岸田首相の政界歴については次の通りです。

1987年4月岸田文武衆議院議員秘書
1993年7月衆議院議員
1993年9月自民党青年局次長・女性局次長
1994年6月自民党財政副部会長
1996年11月自民党内閣・商工副部会長
1997年9月自民党商工部会長代理
1999年10月建設政務次官
2000年7月自民党商工部会長
2001年1月自民党経理局長
2001年5月文部科学副大臣
2003年11月自民党経理局長
2005年11月衆議院厚生労働委員長
2007年8月沖縄・北方・再チャレンジ担当大臣(第1次安倍内閣)
2007年9月沖縄・北方・国民生活担当大臣(福田内閣、再任)
2011年9月自民党国会対策委員長
2012年12月外務大臣(第2次安倍内閣)
2014年9月外務大臣(第2次安倍改造内閣)(留任)
2014年12月外務大臣(第3次安倍内閣)(再任)
2015年10月外務大臣(第3次安倍改造内閣)(留任)
2016年8月外務大臣(第3次安倍再改造内閣)(留任)
2017年7月兼防衛大臣
2017年8月自民党政務調査会長兼日本経済再生本部長

引用元:時事通信

選挙の歴は次の通りです。

衆議院議員選挙区:広島県第1区
当選回数:9回

岸田首相の経歴や学歴は?東大に3回落選の苦労人が総裁に!まとめ

岸田首相は河野太郎さんや高市早苗さんの3番手のような位置付けだったにも関わらず大穴をあけてきました。

高市早苗さんや河野太郎さんの首相も見てみたかったですが、岸田さん今後の展開を見守りましょう。
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