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中央競馬の厩務員の給料や年収平均980万円は高すぎるのか低いのか?仕事の内容や地方競馬とも比較

中央競馬の厩務員の給料はいくらくらい?

中央競馬の厩務員の給料はいくらくらいなのか?世間一般に比べて高いのか低いのか?という事で、具体的にどのれくらいの給料になっているのかを調べてまとめています。

今回は、中央競馬の厩務員の給料はいくらくらいなのかについてを調べてみました。

中央競馬の厩務員の給料や年収はいくらくらい?高すぎるのか低いのか?

中央競馬の厩務員の給料はいくらなのでしょうか?実際に競馬学校の厩務員の給料を調べると次のようになっています。

平均年収は400〜800万円と言われている、

JRAの厩務員の給料システムより

因みに計算方法は、調教師からの給料+担当馬がレースで勝利した時の収入(賞金の5%)となっています。

平均年収なのにマックスと下だと400万円ほどの差がありますし、貰ってる人は結構貰ってるよねという印象がありますよね。

世間一般の平均年収と比較してみます。令和4年の国税庁の給料を見ると443万円となっていますね。

なので、世間の平均年収とほぼ変わらないような給料となっています。

ということは、世間の給料と変わらないのでは?と思われた方が多いでしょう。では、実際に農林水産省で発表された厩務員の給料について見てみましょう。

JRAの厩務員の年収は平均で940万円だと、2022年の国会の答弁で明らかにされています。

引用元:smart flash

ということで、かなりの平均年収を叩き出しているという事がわかります!とはいえ、平均的な年収というものは多くの賞金をもらっている人がいれば、少ない人もいるという事になりますよね?

全体的にはもらえているように見えて、貰えていない人は前述しているように400万円の給料で生活しているという事が考えられます。

その原因は、厩舎による競走馬の質にも関わってくるでしょう。社台ファームとよく繋がりのある厩舎はいい競走馬も入ってきます。

一方で、社台ファームとは関わりの少ない厩舎には良い競走馬が回って来ません。なので、こういった事も1つの要因となって、ストライキが起こってきたとも考えられそうです。→JRAのストライキはいつからでいつまで続く?厩務員ストライキで開催日程はどうなるのか?【馬券買えん】

とはいえ、地方競馬の給料と比べると高いのか?低いのか?どうなのでしょうか?地方競馬の厩務員について見てみましょう。

中央競馬と地方競馬の厩務員の給料と比べて高い?低い?

中央競馬の厩務員の給料はわかりましが、それに対しての地方競馬。この地方競馬の厩務員の給料を見てみます。

中央競馬の馬も出走する大井競馬の例を見てみます。

月給:186,000円~221,000円 副馬手当96,000円

ちなみに私のところも同じくらいでしたが、担当馬の数によって変わっていました。1頭につき40000円〜50000円だったと記憶しています。

自分は4頭もちで200000円くらいだったと記憶。中には3頭もちの人も勿論いました^^;

ここに賞金が加算されていきます。

ただ、この辺は所属厩舎によって大きく異なっている感じです。といっても多くて大体400万円くらい。年末の東京大賞典を勝つような事が万が一あれば、賞金の5%の500万円が入ってきたりします。とっても、そんなレースは中央の馬が来てほぼ勝てません。

なので、やはり多くて400万円程度と考えるのは無難なところでしょう。

とはいえ、980万円もらっていて、やっぱり高過ぎると思われている方もいるかと思います。

じゃあ、中央競馬での厩務員の仕事について、元厩務員の私が補足と共に解説していきます。

中央競馬の厩務員の仕事は?元地方競馬の厩務員が解説

中央競馬の厩務員の仕事についてはこちらの記事をご覧になってもらいたいところですが→厩務員を地方競馬で経験!未経験でも可能なの?つらさや疑問を語る

一応ザッと解説すると次のようになります。

厩舎の清掃

体調管理

ウォーミングアップやクールダウン

体を洗ったり

パドックでの引き馬

攻め馬(調教する人はする。別に攻め馬専門の助手がいる場合は例外)

というのが、基本的なところとなります。

時間的なスケジュールが気になる人は次のリンクからどうぞ→厩務員を地方競馬で経験!未経験でも可能なの?つらさや疑問を語る

ただ、あまり知られていないところだと、地方競馬に限るのかもしれませんが能力検定試験やゲート審査というものがあったりします。こういったことにも付き添いをしていく必要があります。

また、実際にレースがあった際にはゲート裏までついて行くということもあったりします。

通称能検は、競走馬として基準タイムを出せるかどうかを確認するもの

その他にも、削蹄(さくてい)をしたりします。競走馬の爪切りですね。この削蹄でも癖馬がいたりします。(音に敏感な馬だと屋外での削蹄ができなかったり…理由は暴れるから。)

そうすると削蹄にも厩務員はついて置かなければなりません。

というような感じで、ほぼ競走馬につきっきりとなります。とはいえ、これくらいなら900万円ももらっているならいいじゃない?という方もいると思います。

厩務員の仕事はこういった事意外にも、隣り合わせの仕事だったりします。

厩務員の仕事は生死に関わる

厩務員の仕事は生死に関わるという事です。ジョッキーなら落馬をして命を落とすといった人が過去に何名もいて大々的に知られています。

しかし、厩務員の仕事も同じく生死に関わる現場だったりします。

私もそれに近い経験をした事や、実際にあったことをまとめます。

厩舎での馬の手入れ中に、後ろ蹴りをくらい肋骨骨折

落馬で馬の下敷きになり、脳挫傷

ゲート内で潜り込もうとしてゲートに挟まれる。一歩間違えばゲートが出た後に馬の下敷きに。

ゲート内で立ち上がられる。

放馬(落馬などで逃げた)したのが厩舎内をかけ巡る。

というように一例ですが、このように生死に関わるような事やケガをするような事と、常に隣り合わせになっています。

なので、このような事を考えると900万円を貰っていてもいいのではないか?と元地方競馬厩務員の私は思うところではあります。

中央競馬の厩務員の給料【まとめ】

中央競馬の厩務員の給料を以下にまとめます。

中央競馬の給料は、令和4年度の国会答弁で940万円となっている。

地方競馬の給料は、中央競馬のピンキリの400万円相当に当たる。

中央競馬の給料が高いが、生死と隣り合わせの仕事となっている。

この記事内では書いていませんが、週休1日→詳しいスケジュールなどはこちらへ→厩務員を地方競馬で経験!未経験でも可能なの?つらさや疑問を語る

また、ストライキの記事でも書いていますが、農林水産省も結構な金額のお金をもらっていて、右肩上がりの傾向があったりします、こう考えるとその屋台骨を支える厩務員の給料をあげても良さそうです。

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