未来給付金が現金5万円とクーポン5万円ということが大まかな案として自公で決定されました。”この5万円のクーポンは一体どこで何に使えるのか、使い道が子育関連にされるけどなぜなのか?”こういうところに疑問を抱き、5万円クーポンはどこで何に使えるのか?なぜ子育て関連に限定したのかについて調べてみました。
未来応援給付はいつから?一律10万円給付を特別定額給付金の例から調ベてみた
目次
5万円クーポンとは?
【コロナ支援策】18歳以下の子どもへ年内に現金5万円、来年春に向けて5万円相当のクーポン支給で合意 自公https://t.co/GQ2cBL6JwP
自民党側は年収960万円の所得制限の導入を提案しているが、公明党側は持ち帰って検討するという。 pic.twitter.com/I0QTlivdkj
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 9, 2021
後存知の方は多いと思いますが、5万円クーポンとは未来応援給付金10万円支給を現金とクーポン券に分けたものです。国民からは非難轟々で、個人的にも現金支給にしないと費用がかかったりするでしょ?と甚だ疑問に感じています。しかし、クーポン券にした理由(背景)もある感じなので、その点については少し後の項目で知ってもらいたいと思います。
5万円クーポンはどこで何に使える?使い道は?
18歳以下の“5万円クーポン”にネットざわつく「クーポン!?」「家賃や光熱費に使えます?」(スポーツ報知)
https://t.co/z347OJPsg7— news watch (@Jp_newswatch) November 9, 2021
読売新聞には、子育て関連に使途を限定したクーポン券にするという内容が載っていました。
子育てする為に必要なものとは一体何なのかを実際に調べると、「子育てに必要なもの」と調べルト、肌着やベビーバス等々ありました。子育てをするお母さん方にとっては必要なものであることは間違いないでしょう。ですが、5万円で何ヶ月も生活を保つ事ができるのか疑問ですよね?
これも実際に「子育て 1ヶ月 費用」と調べると次のようなデータが出てきました。
1か月あたり平均4万5,306円
メディケア生命保険というところが調査した内容で2018年となっていますが、費用が前後したとしても大差はないはずです。
また、子育ては「子どもを育てること。子を産み育てること。」とコトバンクに書いてありました。
一つの例として以上のような事柄をあげましたが、2021年12月の最新の情報では、960万円以上の世帯を除き0歳から18歳の児童ということがハッキリと確定しています。
なので、先ほどの赤ちゃんの例以外にも小学生から高校生までも対象になるという事になりますね。
実際にどこで何に使えるのかを以前政府が打ち出しGOTOキャンペーンというものを例に例に今回の5万円クーポンが何に使えるのか検討してみます。
5万円クーポンとGOTOを比較して利用できるものを想定
以下に5万円クーポンとGOTOを比較していきます。まずはGOTO(地域共通クーポン券)で利用できるものを整理してみます。(紙クーポンや電子クーポン混同)
- グルメ:例・・・なか卯等
- 小売:例・・・サーティワン アイスクリーム屋
- コンビニエンスストア・スーパーマーケット:例・・・ファミマやセブン
- 観光施設:例・・・遊園地、動物園、温泉
- 遊興関連:例・・・映画館、ネカフェ、劇場
- スポーツ:例・・・スポーツジム、フットサルクラブコート
- 交通機関:例・・・鉄道、陸海運送、レンタカー等
- その他:例・・・ガソリンスタンド、薬局、整体
以上の事を踏まえて小学校から高校生まで利用して子育てに関係しそうな事柄をまとめてみました。
小学生から高校生で利用するものといったら?
先ほどのGOTOの内容を踏まえて、小学生から高校生までで5万円クーポンを利用しそうなものを考えると次のようなものになりそうです。
- 鉛筆やノート、消しゴムといった文房具
- 衣服類やシューズ
- スポーツをしている子供はフットサルなどの施設
- バスや電車の通学
GOTOの事を踏まえ、かつ子育てに限定して考えた場合、以上のような事が5万円のクーポンの対象になるのではと思われます。
ですが、2021年12月9日時点で、各自治体によってはそのまま現金10万円を支給するというような方向性になっています。
5万円クーポンの費用が967億円の事務費用がかかります。10万円の現金支給の場合は280億で済みますw
世間ではあまり追求していませんが、ハッキリいってGOTOキャンペーンも同じようなことじゃないの?とずっと思っていますw
話は逸れましたが、5万円クーポンにしようとした理由は次のことが理由と考えられます。データを見るとなるほどと思ってもらえるでしょう!
5万円クーポンにした背景を特別定額給付金の使い道アンケート結果から考察!
【協議進める】自公、住民税非課税世帯を対象に10万円支給で合意https://t.co/vwHI8MbO8r
また、18歳以下の子どもへの一律10万円給付については、所得制限を設けるか引き続き協議する一方、対象者には現金とクーポンでそれぞれ5万円分を支給することになった。 pic.twitter.com/Av1HGMJYZn
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 9, 2021
5万円クーポンにした背景を特別給付金をどのように利用したのかという事が大きく関わっているのではないかと思い調べてみました。すると、ニッセイ基礎研究所が特別定額給付金の使い道に関するアンケートを行っていて、5万円クーポン券にした背景理由についてわかりました。
調査対象は20歳~69歳の男女でインターネット調査をしたもので、有効回答数は2062でした。
生活費の補助53.7%
貯蓄26.1%
国内旅行10.1%
家電9.7%
衛生用品9.7%
外食9%
子供の教育7%
ファッション5.9%
家具などの買い替え5.9%
投資4.8%
医療4.8%
参考元:ニッセイ基礎研究所
そもそもこの特別給付金は経済を回すという意味でとられた政策でした。にも関わらず全体の25%強が貯蓄に回るという状況でした。なので、政府は本当に必要な人に回すという意味合いを込めてクーポン券に回したという事が考えられます。
クーポン券にした場合、貯金に回すということはほぼ難しいです。ほぼ難しいと伝えたのは「地域共通クーポン券(GOTOトラベルのやつ)」がヤフオクに出品された事があるからです。これ以上は推測してくださいw
こういう背景があって、未来応援給付金が現金とクーポン券に分けられたと考えられます。ですが、政府のやり方を見てきて実際には違う意図があるのではないかと思っていたりします。
5万円クーポン券の真相?アベノマスクの発注先から読み解く
朝日の子会社?の3300円のマスク販売は論外であり、それを腐して、人の上に立つ人物としての狭量さをあらわにするより、本紙が示す466億円の取り返しのつかない布製の #アベノマスク の発注先を答えられるよう、指示してください、安倍首相! pic.twitter.com/Y52a923aBH
— 日刊ゲンダイ ニュース記者 (@gendai_news) April 17, 2020
クーポン券5万円とは少し脱線しますが、アベノマスクの発注先が話題になりましたよね?当時アベノマスクの発注先はどこなのか?と話題になりましたよね?
社民党の福島瑞穂党首が厚生労働省から届いた文書の残りの1社が「株式会社ユースビオ」と言っていました。世界の状況を考えるとわからないでもありませんが、2020年4月20日に登記したばかりの会社ということで、他にあったんじゃないの?と思われた方もいるところでしょう。
アベノマスクの保管料
アベノマスク保管になぜ6億円? 日本郵便から佐川へ移動にまたお金https://t.co/KqjRmAroGU
厚労省の担当者は「税金で買ったマスクなので無駄にはできないのだが、そのために高額の保管費がかかっているのが現状だ」と話す。
今年度の保管は「昨年ほど高額にはならないが、億単位にはなるだろう」 pic.twitter.com/WJLTGq1Nxx
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) November 5, 2021
アベノマスクは2021年10月27日に保管料として、2020年から約6億円かかっていたということが判明しました。厚生労働省がいうには「保管は想定していなかった」という事で、日本郵政から佐川急便へ移送費用などもこの6億円の中にかかっています。
一般人の感覚からすると、今ではレンタル倉庫もありますから、1年間で億単位のお金がかかるものなのか?と疑問に思いますよね?どこかにお金が流れているのかな?と疑問に思いますよね?
5万円クーポン券を作成するにしてもデザインなどを外注先に頼んでいると考えられるので、やはり所得制限に応じて現金配布の方がいいんじゃないでしょうかね?
【まとめ】5万円クーポンとは?どこで何に使える?使い道が子育関連に限定の理由は?
5万円クーポン券にしたのは、特別給付金の使い道アンケートを見てもらった方はわかったと思います。統計学的な数字としては少なかったかもしれませんが、4分の1の方が貯蓄に回していたということを考えると、そりゃ現金じゃなくてクーポン券にして消費を促そうとしますよね?って話です。
だったら、貯金できないくらいの経済状況の人であったり、所得制限をかけて未来給付金を配布するという考えは妥当なのかと思われます。