高校野球は13時30分からなぜ午後の部を開始?理由は暑さ対策も鬼畜な温度帯
高校野球について久しぶりにニュースなどをみていると13時30分から開始されていると話題になっています。
どうやら2026年から13時30分から開始されるとのこと。一般的には午後3時(15時)が暑さのピークを迎えるのに、なぜ暑さ対策としてこの時間が選ばれるのか不思議でなりませんでした。
そこで、今回は13時30分から午後の部を開始するメリットや本当に暑さ対策になっているのかについてを夏場の気温の変化やグランウンドの温度の変化などを元みていこうと思います。
目次
高校野球は13時30分からなぜ午後の部を開始する?【理由】
【夏の甲子園】決勝「沖縄尚学×日大三」沖縄地区で平均視聴率46・3%https://t.co/5Ao9s3zkwU
個人視聴率は30・4%だった。瞬間最高視聴率は午前11時50分に記録した52・3%。個人では同11時53分の34・7%。戦後80年の特別な年。2010年の興南以来15年ぶりに、深紅の大旗を沖縄へと持ち帰った。 pic.twitter.com/YPoTKYz3yp
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 25, 2025
高校野球で午後の部を13時30分から始めるのは、暑さ対策が大きな理由です。
夏の昼間は気温が最も高くなるため、朝から夕方まで試合を続けると、選手の熱中症リスクが高まります。
そこで、
午前の部 → 試合 → 昼の暑い時間帯に休憩 → 13時30分から午後の部
という2部制にしています。
つまり、一番暑くなる時間帯をできるだけ試合から外し、選手の負担を減らすために13時30分から再開しているということです。
ただし、これは表向きの理由とも考えられます。
なぜ13時30分?暑さ対策以外の理由がある?
午後の部を13時30分から始める理由として、公式には暑さ対策が挙げられています。
しかし、暑さのピークに向かう時間帯であることを考えると、「なぜ13時30分なのか」は気になるところです。もっと遅い時間にすれば、さらに暑さを避けられる可能性もあります。
13時30分という時間には、暑さ対策だけでなく、大会全体の日程も関係していると考えられます。
夏の甲子園は49試合を限られた期間で消化する必要があるため、午後の部を大幅に遅らせれば、その分だけ1日に行える試合数が減り、大会期間も長くなります。
また、球場スタッフや観客、交通など、大会運営全体への影響も考える必要があります。
一方で、テレビ中継やスポンサーなどが13時30分の直接的な理由になったという公式情報は確認できませんが、実際に放映されていて何かしら関係している可能性はあると考えられます。
では、実際に13時30分から試合を始めた場合、気温はどのように変化するのでしょうか?
甲子園が行われる兵庫県西宮の実際の気温の変化
過去の時間別データを確認できなかったため、今回は8月8日~10日の予報をもとに、時間帯ごとの気温を比較します。
甲子園 温度変化 8月8日
甲子園 温度変化 8月9日
甲子園 温度変化 8月10日
本日8月8日の天気から換算して行くと、暑さのピークを迎える時間をみていくと次のようになります。
- 8月8日:14時
- 8月9日:15時
- 8月10日:15時
午後の部が13時30分から開始しますが、気温のピークがくる14時と15時に再開されています!
鬼畜!w
高校球児の熱中症対策と言われていますが、明らかに調整ミスとしか言いようがない暑さ対策です。
高校野球午後の部を13時30分から開始しないためには?
では、高校野球午後の部を13時30分から開始しないためには一体どうしたらいいのか?
夏休み中の風物詩として甲子園が最適になるのでしょうか?
高校野球の運営に関してあらゆる情報をもとに、最適解となりそうな甲子園について考えてみました。
高校野球の1試合の平均終了時間
高校野球の1試合では、試合そのものだけでなく、グラウンド整備や選手の入れ替えなどにも時間がかかります。
一般的な目安としては次のようになります。
- 試合そのもの:約2時間
- グラウンド整備・選手入れ替えなど:30分前後
そのため、次の試合までの時間も考慮すると、1試合あたり約2時間30分を目安にすると、1日の試合日程を組みやすくなります。
高校球児の夏休み8月一杯までなら?試合数の最適解
現在の甲子園は、開会式やトーナメントの日程などを考慮し、序盤から中盤は1日3~4試合程度で設定されています。
では、現在の甲子園と、1日3試合を基本とした場合では、どのような違いが出るのでしょうか。
| 項目 | 現在の甲子園 | 1日3試合を基本にした場合 |
|---|---|---|
| 全試合 | 49試合 | 49試合 |
| 序盤~中盤 | 3~4試合/日 | 3試合/日 |
| 準々決勝 | 4試合・1日 | 2試合・2日 |
| 準決勝 | 2試合・1日 | 2試合・1日 |
| 決勝 | 1試合・1日 | 1試合・1日 |
| 休養日 | 3日 | 3日 |
| 試合日数 | 15日 | 18日 |
| 大会期間 | 約18日 | 約21日 |
※1日3試合を基本とする場合、”準々決勝”は4試合を1日に集中させず、2日間に分けて1日2試合ずつ行う想定です。
さらに、雨天による順延などに備えて1~2日の予備日を設定したとしても、大会期間は、
21日+予備日1~2日=22~23日程度
に収めることができます。
つまり、現在の甲子園より大会期間は約3~5日ほど長くなりますが、8月上旬に開幕する日程であれば、8月中に大会を終えることは十分可能です。
1日の試合数を減らすことで、選手の休養時間を確保しながら、最も暑い時間帯を避けた試合日程も組みやすくなります。
高校野球で13時30分午後の部にしない方法【まとめ】
では、実際に1日3試合を行う場合、どのような時間設定が考えられるのか?
先ほどの「1試合あたり約2時間30分」という目安をもとにすると、午前中に2試合を行い、午後の暑い時間帯を休止時間にする方法が考えられます。
| 試合 | 開始時間 | 開始時の平均気温 | 終了目安 |
| 第1試合 | 8:00 | 約27.5℃ | 10:00~10:15 |
| 第2試合 | 10:45~11:00 | 約29.5~29.7℃ | 12:45~13:15 |
| 休憩 | 13:00~16:00 | 30~31℃台 | ― |
| 第3試合 | 16:00 | 約31.3℃ | 18:00~18:30 |
この場合、第1試合を8時、第2試合を10時45分~11時に開始し、13時頃から16時頃までを試合のない時間にできます。
13~16時は気温が高くなりやすい時間帯なので、この時間に試合を行わないことで、選手が炎天下でプレーする時間を減らせます。
一方で、16時の時点でも平均気温は約31℃と高いため、さらに暑さを避けるのであれば、第3試合を16時30分や17時以降に開始する方法も考えられます。
つまり、暑さ対策を最優先するのであれば、
1日3試合にする
→ 午前中に2試合
→ 13~16時頃を休止
→ 夕方以降に3試合目
という形が、一つの現実的な選択肢になります。
大会期間を多少延ばす必要はありますが、8月中に大会を終えられるのであれば、試合数を減らすだけでなく、1日の中でもっとも暑い時間帯を避けることができるというメリットがあります。

