テレビで自転車ヘルメットのニュースがあると、努力義務になってるけど、自転車のヘルメット着用は完全義務化になるのかな……と自転車に乗っている人は、考えたりもしますよね。
2024年5月時点では自転車のヘルメット完全義務化はされていませんが、自転車のヘルメットが完全義務化されるのは社会の流れを考えてありうる話になってきています。(個人の主観ではなく)
では、仮に自転車のヘルメットが完全義務化されるならいつになるんだろう?
ということで、完全義務化した場合やその後の罰則、実際ヘルメット着用が義務化された時に起こる事を書きまとめてみました。
目次
自転車のヘルメット完全義務化はいつから?【随時追記予定】
自転車のヘルメット完全義務化はいつからなのか?
冒頭でも触れていますが、令和5年4月1日に努力義務化が施行されて以降、完全義務化はされていません。
ただ、2023年12月に令和8年に道路交通法の改正が行われる事が決定しています。その中で、自転車の違反(110数種類予定)に対しても青色切符が切られるようになります。
令和8年の道路交通法の改正事項の中に110数種類に自転車ヘルメット完全着用があれば、完全義務化となります。
ただ、令和8年までの期間や、自転車ヘルメット未着用と死傷者数に改善が見られなければ、完全義務化は先延ばしになる事は考えられます。
ただ、警察官ですら最近自転車のヘルメット着用している姿を見かけていると思います。
時代の流れを考えると、今後、自転車のヘルメットの完全義務化の流れは避けられないでしょう。
また、努力義務化が4月1日に行われている事を踏まえると、ヘルメット着用の完全義務化も同様に4月1日あたりに施行されると考えられます。
ただし、ヘルメットが完全義務化されるまでには問題点があります。
完全義務化の問題点1.購入費用
自転車ヘルメット着用が完全義務化された場合に、ヘルメットを持ってない世帯がいた場合、購入する必要が出てきます。
政府は景気が少しずつ回復していると言っていますが、現実問題給料も変わらないのが実際の所。
そして、政府はヘルメット一つ当たり2000円を想定しています。
我々国民からすればであれば、ヘルメットをわざわざ購入させるという事で国民から、なんで出さなきゃならないんだ?と非難の声が続出するでしょう。
完全義務化の問題点2.実施移行期間
仮に、自転車ヘルメットの完全義務化が決定した場合2点目の問題点として次の事も考えられます。
法改正したので明日から完全義務化します。という事になった場合、”ヘルメット買う時間なんかなかったんだけど?”という話になります。
なので、完全義務化を実施する移行期間を設ける必要が出てきます。
このような背景から、法改正が行われた場合、実際に自転車ヘルメットのの完全義務化がされるのは半年から1年ほどの猶予期間を設定する必要が出てくると想定されます。
では、仮に自転車のヘルメットが完全義務化された場合、どのような罰則になる可能性があるでしょうか?
自転車ヘルメットの完全義務化による罰則は?
自転車ヘルメットが完全義務化された場合の罰則ですが、令和8年に110数種類の項目に対して、青色切符が切られるようになります。
青色切符が切られた場合の反則金は、5000円から1万2000円程度です。
なので、ヘルメットの着用が完全義務化された場合も同様に、5000円〜1万2000円程度の反則金がかかってくる事が考えられます。
自転車のヘルメット装着してなくて、5000円から1万2000円程度のお金を取られる可能性があるのなら、ヘルメット被った方がいいと思いますよね。
でも、髪型がぺちゃんこになったり、髪型が崩れるのは嫌ですよね。安全面はどうでもいいので、ヘルメットを被ってもできるだけそうならないようにしたい方へ向けて、方法や対策についてまとめてみました。
ヘルメット装着でも髪をぺちゃんこにさせない方法?3選
自転車のヘルメットを被っても髪型が崩れないようにする方法ですが、100%ぺちゃんこにならないようにする方法はどこにもありませんでした。普通に考えて、ヘルメットは密着して安全に特化して作られたものです。安全面を重視しないヘルメットは存在しないからです。
なので、完全にぺちゃんこにしない方法であれば、学校や会社へ行った後に、ドライヤーを利用するしかありません。
最近は携帯バッテリーがあります。携帯バッテリーとドライヤーをセットにして持っていけば100%髪型がぺちゃんこになったり、崩れるという事はなくなります。
しかし、現実問題を考えてほぼ不可能に近いですよね。なので、できるだけヘルメットを被って、髪型が崩れないようにする対策を調べると、次のような方法がありました。
- ケープで固めまくる
- ヘルメット用インナー
- 髪型の分け目をいつもと違う方向にする。→七三分けなら逆七三分けにしてヘルメットを被る
- ヘルメットの紐を長くする
上2つは多少お金がかかりますが、下二つはお金がかかりません。安全面を考えるなら、上3つが良いでしょう。
筆者の中学時代はヘルメットを被っていました。当時は青春真っ只中で髪型を気にしていました。いつも、通学する時はアゴ紐を長くしてトップが浮くようにしていたのを記憶しています。
このやり方の場合、安全面はほぼ確約できませんが、割と髪型はキープできていたと記憶しています。
四番目の方法でも一応ヘルメットは被っているので問題はないと思います。ただ、やる時は、よく近くで見る警察の人に聞いてみるのが良いでしょう。
なにはともあれ、自転車のヘルメットが完全義務化して安全面に配慮したところで、当たりどころが悪ければ、一発アウトです。
最近は、暴走車のニュースを見かけます。
車が通っている所を進む場合、変な動きをしている車はいないか。といった、危機管理能力を磨いた方がより安全に自転車通勤や通学ができるようになるでしょう。
ヘルメットがあるから安全といった考えはもたない方がいいです。