池江璃花子(競泳)選手がtwitterで自身が白血病!ということを公表しました!池江璃花子選手は東京オリンピックで金メダル候補と言われる中、白血病でも強行軍で出場するのか?それとも治療に専念するのか大変気になるところです!また、池江璃花子選手の白血病はどういう状況なのか?治るのか生存率なども気がかりです。
今回は池江璃花子(競泳)選手が白血病でどうなるのかについて紹介していきます。
目次
池江璃花子が白血病を告白!
池江璃花子選手がtwitterで自身が白血病を告白しました。白血病は血液の”ガン”とも言われていて、非常に治りにくい病気です。
池江璃花子選手自身は「私自身、いまだに信じられず、混乱している状況です。ですが、しっかり治療をすれば完治する病気でもあります」ということを告げて、
混乱しつつも前向きに考えているようです。
【速報】北島康介、池江璃花子の白血病を受けてYouTubeにてコメント! https://t.co/9PH0oRFmtu pic.twitter.com/0s0YtUI5cE
— なんJの巣窟 (@nanjnosoukutsu) 2019年2月12日
また、今回の池江瑠花子選手の白血病は「いち早く発表したい」ということで、公表しています。
では、今回の池江瑠花子選手の白血病の会見が行われましたので、気になる内容についてまとめていきます。
池江璃花子の白血病は治るのか?
池江璃花子選手の白血病は急性白血病と慢性白血病に分かれています。
記者会見では、池江璃花子選手が急性白血病と慢性白血病について聞かれていますが、詳細は明らかになっていません。
また、白血病自体にも種類があり、
急性骨髄性白血病
急性リンパ性白血病/リンパ芽球性リンパ腫
急性前骨髄球性白血病 他
慢性白血病
慢性骨髄性白血病
慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫
などもある為、まだそういった詳細は医者から聞いていない可能性が高いようです。情報がわかり次第追加していきます。
池江璃花子の白血病の症状は?
池江瑠花子選手は現地(オーストリア)で練習を重ねて、週9回の練習でウェイトトレーニングなど、週2回行っていました。その時はいつも通りでした。ところが、それまではいつも通りの練習だったところが、肩で呼吸をするようになっていたということです。
そして、合宿先のオーストラリアから予定より早い2日前に切り上げて、2月8日に病院に行って検査を受けた所、池江瑠花子選手は白血病ということが告げられたようです。
ということで、池江璃花子選手は身体の”だるさ”や”疲労感”が出てきていたのかもしれません。
このだるさや疲労感がある白血病を『国立がん研究センターがん情報サービス』や『がんを学ぶ』で調べてきました。
慢性骨髄性白血病や急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫など先程あげたものがほぼ当てはまります。
なので、現段階では池江璃花子選手がどの種類の白血病なのかわからないといった状況なのでしょう。この辺りは常時情報を更新していきます。
では、今回池江璃花子選手がなった白血病の原因は何だったのか気になり、調べてきました。
池江璃花子の白血病の原因は?
池江璃花子選手の白血病自体が定まっていないのでなんとも言えませんが、先程あげてきたものであればということでお話ししていきます。
急性骨髄性白血病の原因はまだハッキリとしたものがありませんでした。しかし、研究データによると、放射線や抗がん剤などの化学物質が原因と言われるものがあります。また稀に先天的なものがありますが、遺伝子によるものが原因ということはないようです。
急性リンパ性白血病はウイルスが原因で発症するものもあります。
慢性骨髄性白血病は染色体異常が原因で起こる病気で、遺伝子疾患の部類に入ります。
慢性骨髄性白血病(CML)の患者さんの95%以上でフィラデルフィア(Ph)染色体という異常な染色体が見つかっています。引用元:がんを学ぶ
慢性リンパ性白血病の原因は未だ解明されていません。ただ、統計的には欧米人に多く、アジア人には稀な疾患ということや遺伝的なものの可能性が示唆されています。
情報を頼りに考えると、池江璃花子選手は慢性リンパ白血病の可能性は低そうです。また、現状では急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病の可能性が出てきています。
池江璃花子の白血病の生存率は?
池江璃花子選手の白血病の生存率についてです。
こちらも池江瑠花子選手の白血病の種類がわからない為、調べた上でわかったもののみをあげていきます。
急性リンパ性白血病は5年生存率、15歳から60歳で30%から40%と言われています。
慢性骨髄性白血病の生存率は分子標的療法を受けた患者の85%は長期生存ができて、8年生存率は90%を超えます。また、週刊朝日では95%とも書かれています。
慢性リンパ性白血病は以下の通りです。
未治療の場合、全体の生存率は5年が60~80%、10年が20~30%、20年が10%ですが、病期により大きな差があります。化学療法を受けた場合には、白血球数が低下し正常化し、症状も一旦は軽快消失し、寛解状態に到達します。しかし寛解状態に到達しても必ずしも治癒には結びつきませんので、長い目でみた治療が必要となります。再発ないし治療抵抗性となる場合がありますので、定期的な検査や治療が重要です。引用元:新潟県立がんセンター病院
池江瑠花子選手の白血病はかつて血液のガンで不治の病と言われてきましたが、根治できるものになってきています。焦らずにしっかりと治して欲しいところです!
池江璃花子の白血病の治病方法は?
池江璃花子(競泳)選手の白血病の治療方法は抗がん剤を使った化学療法、放射線療法、骨髄移植があります。
化学療法
抗がん剤によって白血病細胞を殺す治療法です。抗がん剤には点滴や注射、飲み薬などいろいろな種類があります。化学療法は、治療薬が血管の流れによって全身に運ばれて白血病細胞を殺すため、全身療法といわれています。また、腰から針で脳や脊髄を包む脳脊髄液に抗がん剤を入れる治療法もあり、これを髄注とよびます。使用される主な抗がん剤は、ビンクリスチン、プレドニゾロン、アドリアマイシン、ダウノルビシン、アスパラギナーゼ、シクロホスファミド、メソトレキセート、メルカプトプリン、シタラビン等です。抗がん剤による副作用には血液毒性(白血球、赤血球と血小板の減少)と、これに伴う発熱や感染が見られます。また吐き気や嘔吐、食欲不振、下痢や便秘等の消化器症状や、肝臓や腎臓の障害、心臓の障害、末梢神経の障害(手足のしびれ)、脱毛などが見られます。また髄注では、針を刺した部位の痛みや頭痛、吐き気が見られます。しかし、これらの副作用に対しては副作用の予防法(吐き気止め、白血球増多因子や輸血など)が進歩しており、安全に治療ができるようになってきました
化学療法による治療は2段階に分けられます。最初は寛解導入療法と呼ばれ、寛解を目的に、できる限り多くの白血病細胞を殺します。寛解状態となったら、引き続き第2段階の維持療法と呼ばれる治療に入ります。これは、残っている少量の白血病細胞をすべて殺して寛解状態を維持することと、再発を予防する目的で行います。通常は維持療法を1~2年行います。
放射線療法
主に中枢神経系の白血病の予防や、治療に用いられます。予防としては、脳や脊髄での白血病の再発を防ぐために、寛解導入療法の際や寛解時に行い、この予防法を中枢神経予防と呼びます。治療としては、白血病が脳や脊髄などに拡がっている場合に行います。
骨髄移植
病気となった骨髄を健康な骨髄に置き換える治療法です。まず病気の骨髄を大量の化学療法や全身の放射線療法により破壊し、他の人(骨髄提供者:ドナー)の健康な骨髄(造血幹細胞)をもらいます。健康な骨髄(造血幹細胞)はドナーから採取されて、点滴されます。このドナーは患者さんと一致(あるいは非常に類似)した白血球の型をもっていなければなりません。ドナーは兄弟や双子、また血縁者以外の他人のこともあります。このように兄弟や他人の骨髄を使用する骨髄移植を同種骨髄移植と呼びます。とくに骨髄バンクによる他人からの骨髄移植を非血縁者骨髄移植と呼びます。引用元:新潟県立がんセンター
池江瑠花子選手が一番良い方法としては骨髄移植でしょう。なので、現在考えられるのは両親からの骨髄移植ではないかと思われます。
化学療法を行う場合だと筋力低下などもあるので、池江瑠花子選手には7歳上のお姉さんや、3歳上のお兄さんがいるので、この骨髄移植の可能性が一番高いでしょう。
池江璃花子が白血病で東京オリンピック出場は?
気になる池江瑠花子選手の東京オリンピックの出場ですが、本人の口からは出ていません。しかし、池江瑠花子選手が所属するルネサンスの吉田正昭社長が以下のように語っています。
「医師からは早期発見ができたと聞いている。2020年東京五輪については、医師と相談の上、決定していく」ということです。
この話を聞く限りでは池江瑠花子選手の白血病は治るものと判断しても良いのでしょうか?
実際にこれまでのスポーツ選手でも1年のブランクで復帰している方もいました!なので、池江瑠花子選手も希望を持って欲しいですね!
池江璃花子以外のスポーツ選手や芸能人の白血病は?
池江璃花子選手以外で白血病になったスポーツ選手を調べてみました。
サッカー選手でJ2新潟DF早川史哉(24)が約2年ぶりに復帰
プロ野球選手のオリックスの岩下修一投手は2001年に発症するも、1年のブランクを乗り越えて02年に復帰しています。
水泳の池江璃花子選手が白血病である、というニュースを聞き真っ先に浮かんだのが元オリックスブルーウェーブの岩下修一選手、アルビレックス新潟の早川史哉選手でした。
共に発病当時、若い現役のアスリートでありとても衝撃を受けました。
池江璃花子選手、二人の様にカムバックを!頑張れ! pic.twitter.com/lxDnEw7NVe
— キイロ犬 (@wJD8jAAJ1VDQsZI) 2019年2月12日
池江璃花子選手の白血病の種類によっては、先ほどの「医師の相談によって」はというコメントもあるように、間に合う可能性もありそうです。ただ、それよりも命の方が大事かと思います。しっかりと治してから挑戦して欲しいと思いますが、本人の事を考えると胸が痛いですよね…
池江璃花子(競泳)のプロフィール
池江璃花子選手のプロフィールをまとめてきました。
名前:池江璃花子(いけえ りかこ)
生年月日:2000年7月14日
年齢:18歳
出身:東京都
所属クラブ:ルネサンス亀戸
身長:168.5cm
体重:55kg
足のサイズ:25.5cm
中学校:小岩第四中学校
高校:淑徳巣鴨高等学校
池江璃花子選手は3歳10ヶ月で水泳をはじめ、5歳には全ての泳ぎ方をマスターして50mを泳ぎきるレベルになっていました。
その原動力と言いますか、小さい頃からスポーツ選手として活躍できるようになったのは母親の美由紀さんの影響もあります。
池江璃花子選手の母親の美由紀さんは「七田チャイルドアカデミー本八幡教室」の代表を務めています。
池江璃花子選手の白血病で一番心を痛まれているのは母親の美由紀さんかもしれませんね。
池江璃花子(競泳)白血病!治る?生存率は?東京オリンピックは気になる情報!まとめ
池江璃花子選手の白血病がどの種類かわからない状況なので、治る種類のものなのかわかりませんでした。こちらの情報については随時更新していきます。
また、池江璃花子選手の東京オリンピックについては、「医者と相談した上で」ということなので、現状は出場できる可能性があるということです!
今後も池江璃花子選手の動向を見守っていきます!