ノルウェー人女性が狂犬病で死亡するといういたましい報道がありました。旅先だったということで一体何が起こったのでしょうか?
狂犬病死亡の理由。海外で狂犬病にならないようにする方法について見ていきます。
目次
ノルウェー人女性が狂犬病で死亡理由がヤバい!
ノルウェー人女性が狂犬病で死亡した報道内容です。
ノルウェーの病院に勤務していたビルギッタ・カレスタッド(Birgitte Kallestad)さんは2月、友人たちと休暇で訪れていたフィリピンでオートバイに乗っていた際、道端で「寄る辺のない」子犬を発見。
カレスタッドさんの遺族は9日、「ビルギッタは子犬をかごの中に入れて連れ帰った。体を洗ってあげ、世話をすると、うれしいことに子犬は回復し始めた。滞在先のリゾート施設の庭で子犬と一緒に遊んでいた」と説明。「その後しばらくすると、子犬は他の子犬がそうするように、ビルギッタたちをかもうとし始め、一緒に遊んでいる最中に彼女たちの指をかんだ」と述べた。
カレスタッドさんは帰国後、体調を崩し、自身が勤める病院で集中治療を受けた。だが6日夜、この病院でカレスタッドさんは息を引き取ったという。
遺族によると、カレスタッドさんと友人らのグループは誰も狂犬病の予防ワクチンを接種していなかった。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/
ノルウェー人女性女性は可哀想と思って助けました。じゃれて甘噛みでもしようとしたのでしょう。
運が悪かったと思うしかないのでしょうか?…
フィリピンの狂犬病率や死亡した人を調べてみたよ
フィリピンの狂犬病率や死亡した人数について古いデータしかありませんでした。
狂犬病で死亡した人数は、
2014年に報告されたのは268で、
2015年1月1日から8月29日に162名となっています。
減少しているものの狂犬病は存在しています。
海外で狂犬病にならないようにするには?
フィリピンだけの話ではありません。また海外では狂犬病のワクチンをしているかどうかもわかりません。
東南アジア、特にベトナムやタイ辺りは、狂犬病発生地図なんか見ると極悪地域だからな。日本はほとんどなくなってて危機意識が薄いなぁとよく感じる。
どんなに可愛くても気安く触ったりするのはアウト。 pic.twitter.com/RxG7NsqF1I— ちぇり (@CheriTheGlutton) 2019年5月11日
また、狂犬病になるのは今回のように犬だけではありません。
アジア、アフリカ:犬、ネコ
アメリカ、ヨーロッパ:キツネ、アライグマ、スカンク、コウモリ、ネコ、犬
中南米:犬、コウモリ、ネコ、マングース引用元:厚生労働省検疫所
ということで、むやみやたらに動物には近寄らないようにしましょう。
ノルウェー人女性のように犬に噛まれたら?
すぐに傷口を石けんと水でよく洗いましょう
現地医療機関を受診し、傷の手当てと狂犬病のワクチン接種を受けましょう
帰国時に検疫所(健康相談室)に申し出ましょう引用元:https://usamilife.com/
お金を払うことをためらうのか、命を助けるかはあなたにお任せします。
ノルウェー人女性が狂犬病死亡の理由がヤバい!海外では触らないように!おわりに
ノルウェー人女性が仔犬を助けて、狂犬病で亡くなったというのは、動物を好きでいる筆者もここ苦しい限りです。
ただ、海外にいる動物は本当に何の病気をもっているのかわかりません。むやみやたらに触らないというよりも、触らないようにしましょう。
それでも噛まれてしまった場合は、病院で適切な処置を受けましょう。受けない場合はノルウェー人女性のように狂犬病になるかもしれません。