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特定枠候補者とは簡単にいうと?わかりやすく仕組みをまとめてみた!参議院選

特定枠候補者





出口投票も出てきて、参院選が終わろうとしていますが、特定枠という言葉が出てきましたが、みなさんご存知でしょうか?私は特定枠というものができたことを知りませんでした。

ということで、特定枠についてしっかりと仕組みを理解してきましたので、簡単にわかりやすくまとめてみることしました。




2019参議院選挙

今回の参議院選挙で、期日前投票を行った人は1700万人余りで、前回、3年前の選挙と比べて108万人余り増えて、参議院選挙としては、過去最多になりました。

総務省は、都道府県の選挙管理委員会を通じて、参議院選挙の期日前投票の結果をまとめ、速報として発表しました。

それによりますと、公示翌日の今月5日から20日までに期日前投票を行った人は、有権者全体のおよそ16%にあたる1706万2771人でした。

これは、前回、3年前の選挙と比べて108万人余り、率にして6%余り多くなり、参議院選挙としては、過去最多となりました。

都道府県別にみると、38の都道府県で前回よりも増えた一方、青森や富山など9つの県で減りました。

最も多いのは、東京の173万4747人、次いで神奈川の109万56人、大阪の100万7731人などとなっています。
引用元:NHK NEWSWEB

参議院選挙の期日前投票は3年前に比べると6%多く、有権者全体のおよそ16%にあたる1706万2771人ということになったようです。本当に日本人の選挙の関心のなさがうかがえますね。

有識者の74%が選挙に行っていないということです。逆をいえば74%が動けば政治が動くということにもなるんです。ただ、貴重な休みの時間を削りたくないという人もいるんでしょうね。

74%が動けば年金、税金など諸々今の古い体制を全て変える事ができるんですけどね。今後の日本はどうなるのやらです。

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特定枠候補者とは?簡単にわかりやすく

上にウサギさんが走っている画像があります。この黄色の用紙が「選挙区制」で地域で決められた候補者の中に投票する紙となります。白い紙の方は「比例代表制」で全国どこからでも自分の好きな政党や候補者に入れることができる用紙になります。

そして、今回「特定枠」がつけられたのは「比例代表制の方」で白い紙のほうです。

では、今から具体的な例をもって話していきますね!
特定枠

上の図と照らし合わせて数字を具体的にします。
A党B党がいるとします。A党からはA+、A++、A+++。B党にはB+、B++、B+++が候補者として立候補します。

A党は「特定枠」をA+さんに利用します。B党は「特定枠」を利用しません。

私達やあなたが投票に行って好きな政党や候補者〇〇に入れます。

その結果、A党は政党として240万票を獲得します。B党も同様に240万票を獲得するとします。

A党の票数の振り分けは、A党として90万票、A+さんが30万票、A++さんが70万票、A+++さんが50万票を獲得したとします。合計240万票です。

B党の票数の振り分けは、B党として90万票、B+さんが30万票、B++さんが70万票、B+++さんが50万票を獲得したとします。合計240万票です。

ここまでは大丈夫でしょうか?次に進みます。ここから当選後です。

A党で一番獲得票が多いのはA++さんの50万票ですが、特定枠を利用しているA+さんがまずは絶対に当選します。その後は票数が一番多かったA++さんとなります。

では、B党の場合というと、特定枠を指定していないので、票数通りにB++さん70万票、B+++さん50万票が当選します。

この違いはわかりましたか?特定枠を指定している場合、特定枠の人が必ず一番に当選するという仕組みになるのです。

今までは少なからず、顔も知れて何をしているのかが大体わかる感じでしたが、この場合だと誰かもわからないので困ったものです。

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特定枠を導入の問題点は?

「インターネットを使ったり、メールを送ったりすることは選挙運動としてできるが禁止されていることが多く、選挙事務所を持つこと・使用すること、選挙運動自動車・拡声器を使用すること、通常はがき、ビラ、ポスター、パンフレットを頒布すること、街頭演説、連呼行為、個人演説会もできない」
引用元:j-castニュース

上の文章は総務省選挙課の担当者が答えているもののようですが、簡単にいうと、どういう人かわからない人を当選させる可能性もあるということです。比例代表制にこういう人がいるから辞めようという判断もできなくなるということです。

また、次のようなことも言われていました。

特定枠は、「全国的な支持基盤を有するとはいえないが国政上有為な人材あるいは民意を媒介する政党がその役割を果たす上で必要な人材が当選しやすくなる」(総務省資料より)ことをうたい、今回の参院選から導入された新制度。自民党が主導して成立させた。

参議院の定数6増や特定枠導入などを盛り込んだ改正公職選挙法案は昨18年6月に提出された。同年7月に同法は成立し、10月に施行された。しかしこの「特定枠」については、「選挙区が統合された合区で立候補できない現職を救済する制度」だとして、野党からは「党利党略」などと批判の声が上がっていた。
j-castニュース

特定枠の人は全国的な支持基盤を有するとはいえないみたいです。なぜこのような制度を作ったのかよくわかりませんね…別の策略を考えるなら自民党にとって都合の良い人を入れる制度にもなりえるとも考えられます。

今回の参院選で特定枠の意味がわかるようになるかと思います。今後の動向を見守ってみましょう。

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特定枠を導入した経緯

これまでの参議院議員選挙では、中国地方の「鳥取・島根」の選挙区と四国地方の「徳島・高知」がそれぞれ2つに分かれていました。4名が当選できるという状態でした。

しかし、有権者が他の地域に比べて少ないのに「当選してしまうのは平等ではない、票の格差があるのでは?」ということを言われて、自民党が結論をします。

その結果として、鳥取と島根を一つにまとめた選挙区と徳島と高知も一つにまとめた選挙区になりました。

そうすると、「鳥取・島根」、「徳島・高知」で2名の議員しか当選しないことになってしまいます。

現職の4名の自民党の参議院議員にとっては議席数が減っているので、2名は落選するということになりますよね?自民党は「それは落選して職を失うのでダメだ!」と思ったのか、助けたいと思ったのか、特定枠を作ったということです。

そこで知名度のない現職の自民党の参議院議員を失職させないための方法として唱えられているのが「特定枠」 となっています。

そもそも、選挙運動をしない人が当選するのはどうなのかなと思います。表面上でも選挙運動をしている議員の方が少なからず応援したくなりますが、全然しないというのもどうなんでしょうかね…

それに先ほど言ったように、変な話ですが国民にとっては不利益な人材でも、自民党にとって必要なら絶対に入れることができる。可能になるということの裏返しでもあります。

今後の「特定枠制度」の動向には要注目です。
[adc6]

特定枠に世間の反応は?




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