2019年2月27日の米朝首脳会談での女性通訳官が誰かと話題になっています。イ・ヨンヒャンという方ですが、なぜこんなに話題になっているのでしょうか?またそもそも誰?どういった経歴の通訳者の方なのでしょうか?
また、米朝首脳会談のもう一方の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の通訳者がキム・ジュソンさん(男性)から女性通訳官のMs.シン・ヘヨンさんに変わっています。変わった理由は何なのでしょうか?
米朝首脳会談は外交的にもニュアンスや伝える言葉が大切になりますが、前任の通訳者の通訳の仕方がよくなかったのでしょうか?
今回は、その米朝首脳会談の通訳者の女性達の理由や謎に迫っていこうと思います。
2019年4月28日に追記しております。目次から飛ぶ事ができます。
目次
米朝首脳会談の通訳に注目が集まっている理由は?
そもそも、なぜ米朝首脳会談通訳者の女性イ・ヨンヒャンさんに注目が集まっているのかを調べてみました。
- なんかいいキャラでかっこいい
- 東洋系に見えるけど、どこの国籍の人?素性を知りたい
- いつも笑顔で素敵
- 熟女っぽい通訳の人いいわあ
正直、私はイ・ヨンヒャンさんについて全く知りませんでした。しかし、調べて画像や通訳している動画を見ているとカッコいい理由や素敵な女性という理由がわかりました!
イ・ヨンヒャンさんのように米朝首脳会談に出てくるくらいのキャリアウーマンで、お仕事をしている姿を見ると本当に素敵だなと思ってしまいました!
では次に、イ・ヨンヒャンさんはどんな人なのかについて詳しくみていきましょう!
米朝首脳会談通訳女性のイ・ヨンヒャンの経歴など
米朝首脳会談通訳女性のイ・ヨンヒャンさんの経歴などをまとめておきます。
トランプ大統領の通訳、イ・ヨンヒャン氏。おしゃれで知的ですてき。 pic.twitter.com/WiRqeF1Ndp
— うねこ@5/11せんぐんまつりっ!LOFT9 (@unfecco) 2019年2月28日
- 出身校:ウル藝術高等學校→延世大學校 聲樂科→韓國外國語大學校 通訳・翻訳大學院
- 年齢:2018年6月の時点で61歳だったので現在は62歳?
- 1996年:カリフォルニアのモントレー研究所で翻訳プログラムを教える仕事を始めました。
- 2004年:梨花(イファ)女子大学通訳大学院教授
- 2009年:国務省専属通訳フルタイム
- 2009年:2月に当時のクリントン米国務長官の訪韓時と、当時オバマアメリカ大統領だった時に通訳を勤めている
- 現在:通訳局長、国務省通訳部門のチーフ?
- 米朝首脳会談では、単独会談の席に唯一同席した双方の「1号通訳士」も注目を浴びた。
米朝首脳会談通訳女性のイ・ヨンヒャンさんですが、元々は通訳者として働いていませんでした。
イ・ヨンヒャンさんは元々通訳志望ではなく、大学卒業後はテレビプロデューサーを目指していました。
そして、イ・ヨンヒャンさんは結婚して主婦になった後に息子と娘に恵まれます。
しかし、イ・ヨンヒャンさんは韓国の大学で翻訳を学ぶことを決めて、翻訳マスターのプログラムの大学に通います。
イ・ヨンヒャンさんが翻訳を学ぶことを決意した年齢は33歳です。
イ・ヨンヒャンさんは韓国の新聞「chosen Ilbo」で当時、大学生になった時の心境を次のように話していました。
「主婦としての生活から逃れることができて興奮を覚えた。」
私は主婦ではないですが、よく主婦は大変、子育ては大変ということを聞きます。イ・ヨンヒャンさんが”逃れる”という表現をしていたことからその大変さがうかがえます。
ではなぜ、イ・ヨンヒャンさんが翻訳を学びたいと思ったのでしょうか?
米朝首脳会談女性のイ・ヨンヒャンはなぜ通訳官を目指したのか?
イ・ヨンヒャンさんは現在、米朝首脳会談で通訳するレベルになっています。
なぜイ・ヨンヒャンさんが翻訳・通訳をしようと決意したのか理由を調べましたが見つかりませんでした。
推測になりますが、イ・ヨンヒャンさんは元々テレビプロデューサーをしていて、人と接する仕事の方が向いていたのではないでしょうか?
また、イ・ヨンヒャンさんは翻訳を学んでいく過程で、人と接することも向いているし、翻訳方面につく方が良いのではと考えたのではないでしょうか?
その結果として、米朝首脳会談で働けるようになっていたというだけだと思います。
人には向き不向きがありますからね。私はあまり人と接しすぎるのは疲れるタイプです。(笑)
では次にイ・ヨンヒャンさんは翻訳・通訳の仕事ができるようになったのなら、子供もいるし、韓国で通訳の仕事をすれば良いと思いませんでしたか?
母国で仕事をした方が、慣れているからいいのでは?と考える人も多いと思います。
イ・ヨンヒャン通訳官がアメリカで仕事をした理由が悲しい
イ・ヨンヒャンさんは、1996年にカリフォルニアのモントレー研究所で翻訳プログラムを教える仕事を始めたということを経歴のところで書きました。
その後に、イ・ヨンヒャンさんは当初、韓国に戻って息子と娘を韓国の高校に通わせるつもりでしたが、韓国で高校に行かせていません。
しかし、イ・ヨンヒャンさんは「女性に対する差別が非常に多い国で娘を育てるのは難しい」と考えて、子供をアメリカに通わせることを決めました。
韓国はイ・ヨンヒャンさんのコメントを見る限り、女性への対応が良くないようですね。そう考えたら、レディーファーストの国と言われるアメリカで過ごそうと考えるのは必然かもしれません。
日本は女性への対応が優しくなってきていますが、人ごとではありませんよね?日本は元々韓国と同じような考えだったのですから。忘れてはなりませんよね。
米朝首脳会談のイ・ヨンヒャンの通訳している動画
イ・ヨンヒャンさんが米朝首脳会談で通訳している姿の動画を調べてきました。
イ・ヨンヒャンさんの素敵なところを見てくださいね!(笑)
女性は男性が仕事をしている姿がカッコいいと言う人がいます。しかし、仕事をしている女性も素敵ですよね!
イ・ヨンヒャンさんが素敵な女性と思うのは、容姿だけでなく内面からでる魅力もあるかもしれませんね!
では次ですが、動画をご覧になった方はわかるかもしれませんが、もう一方の通訳の女性も気になりませんでしたか?
米朝首脳会談の朝鮮側の女性について調べてみました!
第2回の米朝首脳会談の通訳者が男性から女性に変わった謎
米朝首脳会談の朝鮮側の女性の方はMs.シン・ヘヨンさんと言います。
中央日報より。ハノイでの米朝首脳会談で金正恩委員長の通訳がシンガポール会談とは別の人物と分かった。
ホワイトハウスの報道資料には「シン・ヘヨン(신혜영 )」と記載されていた。
シンガポールでは朝鮮労働党国際部第8課のキム・ジュソン氏が担当したが…。→ https://t.co/K66mElorbl— KOHNO SHIN-ICHI (@siouxsie7_k) 2019年2月27日
シン・ヘヨンさんは第1回の米朝首脳会談にはいませんでした。
第1回米朝首脳会談はキム・ジュソンさんという男性の方が担当していました。なぜ今回はシン・ヘヨンさんが担当しているのでしょうか?
第2回の米朝首脳会談の通訳者が男性から女性に変わった理由が噂になっていました。
いつも以上に厳密で正確な通訳が要求される首脳会談の場で北朝鮮側の通訳官が交替させられたのは昨年の第1回首脳会談当時の通訳過程に問題があったことを傍証するのではないかという話が出ている。
統一研究院北朝鮮研究室のホン・ミン室長は「昨年6月の第1回首脳会談後から1カ月後の7月に米朝高位級会談が開かれたが、進展できずに膠着状態が続いたのは6月の首脳会談当時の誤訳のためという分析が専門家の間で提起されたことがある」と話した。首脳会談で金委員長が終戦宣言を提起し、トランプ大統領が「OK」したが、北朝鮮側はこれを「承諾」と受け入れたが、米国側は「理解した」程度で話したということだ。ホン室長は「北朝鮮が考えてもいなかった米国式、あるいはトランプ式話法があるが、このようなことがうまく伝わらなかった側面があり、そのような失敗を最小化するために通訳について考慮した可能性がある」と説明した。
引用元:中央日報
信ぴょう性を問われるとわかりません!ただ、首脳会談という大事な外交で変える必要があったのかと考えざるを得ません。
通訳者が外交という場で、”病欠や私用”で交代するなんてことは考えられないでしょう。ましてや北朝鮮の金正恩氏ですからね。
または、通訳者が女性同士であれば脳の構造上、意思疎通がしやすいということなのでしょうか?
米朝首脳会談の通訳者が男性から女性に変わった理由はミスも考えられます。または、金正恩氏が女性通訳者の方が総合的に判断して良いと思ったのかもしれませんね。
米朝首脳会談の通訳者・シン・ヘヨンの経歴は?
米朝首脳会談の通訳者・シン・ヘヨンさんの経歴は謎に包まれています。
現在、通訳者のシン・ヘヨンさんについてわかっているのは次のことのみです。
2018年10月にマイク・ポンペオ米国務長官が北朝鮮を訪問した時に、キム・ジュソン氏の代わりに登場した”かもしれない”ということだけです。
シン・ヘヨンさんの新しい情報が分かれば新しく書き直しておきますね!
米朝首脳会談で通訳者がミス?
2019年4月6日に韓国紙の朝鮮日報が米朝首脳会談で米朝の会談が決裂したと報道しています。
そして、金正恩党委員長は今回の決裂で3人の部下を問責したということを伝えています。
今回問責にあったのは、金赫哲(キム・ヒョクチョル)金聖恵(キム・ソンヘ)、通訳を務めたシン・ヘヨン通訳官です。
なぜ、今回この3人が問責になったのかということが気になりますね。何か問題があったとしても1人くらいかと思いませんか?
ではなぜ3人が問責になったのかに迫ります。
yahooニュースでは次のようなことが伝えられています。
金赫哲氏と金聖恵氏は、米国側の意向を正確に把握できなかったことを咎められ、シン・ヘヨン氏は通訳ミスがあったためだと言われています。
金正恩党委員長が3人を問責したのもわかります。ただ、通訳を介するということは、こういう事態も想定できるハズです。
また、2人の金赫哲氏と金聖恵氏はプロの外交官と情報官僚ということなので、何をしているんだ?となってしまいますが…
ただ、一つ気になったことがあります。今回の通訳官シン・ヘヨンさんは”金正恩氏を担当する「1号通訳」”だったということです。
通訳官のシン・ヘヨンさんは将軍様の通訳をするということで、大変緊張していたこと間違いありません。
他にも次のようなことが産経新聞に載っていました。
首脳会談で北朝鮮側通訳を務めた女性も問責されたという。会談が物別れに終わったことを口にしたトランプ米大統領を金正恩氏が「もう一つ話すことがある」と引き留めようとした際、トランプ氏が席を立つ前に通訳できなかったことなどが理由という。引用元:https://www.sankei.com/world/news/190406/wor1904060021-n1.html
この話からも推察できるように、女性通訳官のシン・ヘヨンさんが問責になったことがわかりました。
それしても、産経新聞に書かれていた内容で、「もう一つ話すことがある」を通訳できなかったということで…
外交ということなのはわかりますが、これくらいで問責になるの?と思います。それよりも他に原因がありそうな気がしますね。
その他の詳しい内容はわかりませんでしたが、一般人の感覚としてはそれくらいの内容で…と思ってしまいます。
プロという事なので、それくらいの失敗は許されないのでしょうね。もっと優しい世界になればいいのにと思ってしまうのは私だけでしょうか?
米朝首脳会談の通訳の女性は誰?通訳者が変わった謎に迫る!まとめ
米朝首脳会談の通訳の女性はイ・ヨンヒャンとシン・ヘヨンさんです。
イ・ヨンヒャンさんもシン・ヘヨンさんもお綺麗な方ですね。
米朝首脳会談に出てくるのでキャリアウーマンなのは間違いなさそうです!(笑)
そして、今回は朝鮮側の通訳者が男性のキム・ジュソンさんからシン・ヘヨンさんに変わった理由は、翻訳ミスの線が高いようです。
外交は一つの言葉も間違えられないのですね。トランプ大統領も金委員長もお互いの国の言葉を覚えて、護衛をつけて話あった方が早い気がしますね。
日本に限らずですが、その方がより良い外交ができる気がします。