社会・事件

苗穂イオン無差別殺人予告犯は罪にならない理由は?なぜ捕まらないの?疑問

苗穂犯人





苗穂イオン無差別殺人予告の人が出所して早2日経ちました。しかし、一向にテレビでもニュースでも取り上げられていません。なぜなのでしょうか?

また、今回は威力業務妨害や脅迫罪などの罪に問われないのか?ということがネット上で囁かれていたので、なぜ罪に問われないのか?ということに関して迫ってみようと思います。

ただし、私法律の専門家でもありません。詳しいことが知りたい人は直接法律関係の仕事に従事している人に聞いてみることをオススメします。

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苗穂イオン無差別殺人予告

2019年6月13日に、札幌刑務所から出所してきた人物が「刑務所に戻りたい」ということを発したことが事のはじまりです。

たちまちyahooやtwitterで拡散されるようになりました。

「早く捕まれ」「出てくるな」「殺人予告したから捕まえろ」という声が多く出ています。当たり前です。

しかし、一向に殺人予告をした人物を捕まえることもなく警官は尾行や追跡を行っています。なぜ捕まえることができないのでしょうか?

苗穂イオン無差別殺人予告人物の行為

殺人予告人物の行為をまとめます。

知人に「殺人予告」を伝えた事
北海道内を移動
携帯を充電
ご飯を食べる

殺人予告人物はこの4点以外の行動を行っていません。

ただ、知人に「殺人予告」を伝えているのだから危険人物だから捕まって当然ではないの?と疑問に思います。ここで問題となるのは証拠ではないのかと思います。

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苗穂イオン無差別殺人予告人物の予告の証拠は?

苗穂イオン無差別殺人予告人物の予告の証拠は口頭で伝えているという一点のみで、他には何もありません。

殺人予告内容をメールなり、どこかに証拠を残しているということになれば、殺人予告犯として捕らえることができるのではないでしょうか。

ただ、法律の観点から見ると特に関係ないような見方もできました。

苗穂イオン無差別殺人予告人物は脅迫罪にならないのか?

脅迫罪や威力業務妨害について指摘している方がいらっしゃったので、法律として適応できるのか文言を読んでみました。

脅迫罪(きょうはくざい)とは、相手を畏怖させることにより成立する犯罪のこと。日本の刑法では刑法第222条に定められている犯罪で、未遂罪は存在しない。「刑法 第二編 罪 第三十二章 脅迫の罪」に、強要罪とともに規定されている。金品を略取(強取)する目的で行う場合は恐喝罪、強盗罪が成立するため、脅迫罪とはならない。

条文[編集]
(脅迫)
第222条
1 生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者は、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する。
2  親族の生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者も、前項と同様とする。

行為[編集]
脅迫罪においての脅迫は、人の生命、財産、身体、名誉、自由(通説によれば貞操や信念も含む)に対して害悪する告知を行うことである。相手が恐怖心を感じるかどうかは問わない(抽象的危険犯)。
脅迫の対象[編集]
脅迫の対象となる利益は、罪刑法定主義から列挙されたものに限定されると解されている。
問題になる利益としては、貞操、(財産上の)信用、交際(村八分)などがあげられている。
脅迫の対象となる人物は、被害者本人(1項)か、「親族」(2項)に限られる。
具体的には、「お前の子供を殺す」と言われた場合は脅迫となるが、「お前の恋人を殺す」と言われた場合は脅迫にはならない。ただし「お前の夫(妻)を殺す」は脅迫になる。罪刑法定主義の要請である(ただし、養子縁組前の養子又は養親や内縁関係にある人物に対する害悪の告知が脅迫罪を構成するかどうかは講学上争いがある)。なお、ストーカー規制法では「つきまとい行為」の刑事罰について「その他当該特定の者と社会生活において密接な関係を有する者」も対象としている。
法人に対して脅迫罪が成立するかどうかは争いがあるが、保護法益から考えて、成立しないという下級審裁判例がある。(ただし、代表取締役など法人の機関である人物に対する脅迫罪は成立する。)
方法[編集]
判例によれば、口頭や書面に限られず、相手方が知ることができれば成立する。態度であってもよい。
具体的には、集落においてある住民に対して絶交の決議をし(いわゆる村八分)、被絶交者がその決議を知った場合である(大判大正13年11月26日刑集3巻831頁)。
内容[編集]
「一般人が畏怖するに足りる」ものであればよい。「殺す」という言葉のほかに、「刺す」「しばく」「どつく」「殴る」「埋める」なども該当し、「何をするかわからない」などと暗に加害行為をすることを告げる場合でも成立する。
必ずしも犯罪行為に限られないというのが判例である。正当な行為を告知して脅迫になるのはおかしいという学説もある。
「お前の不正を告発するぞ」と言った場合、真実の追究が目的ではなく、単に畏怖させる目的であれば脅迫罪は成立する(大判大正3年12月1日刑録20輯2303頁)。
害悪は、告知者が関与できる、と一般的に感じられるものでなければならない(ただし、害悪の告知時に実際に関与できている必要はない)。害悪をもたらす人間が告知者以外の第三者であってもよい(間接脅迫)。
「君には厳烈な審判が下されるであろう」と告げるのは、害悪の告知に当たらない(名古屋高判昭和45年10月28日刑月2巻10号1030頁)。
「人民政府ができた暁には人民裁判によって断頭台上に裁かれる。人民政府ができるのは近い将来である」と告げるのは、脅迫罪に当たらない(害悪が被告人自身または被告人の左右し得る他人を通じて可能ならしめられるものとして通告されたのではないため。広島高松支判昭和25年7月3日高刑3巻2号247頁)。
「俺の仲間は沢山居つてそいつ等も君をやつつけるのだと相当意気込んで居る」と告げるのは、害悪の告知に当たる(最判昭和27年7月25日刑集6巻7号921頁)。
参考元:wikipedia

注意してみてみなくてはならないポイントをみてみました。

脅迫罪(きょうはくざい)とは、相手を畏怖させることにより成立する犯罪ということですが、畏怖を簡単な言葉に表すと、「怖い」「恐る」ということになります。

脅迫罪においての脅迫は、人の生命、財産、身体、名誉、自由(通説によれば貞操や信念も含む)に対して害悪する告知を行うことである。相手が恐怖心を感じるかどうか

この点は北海道の苗穂イオン付近の近隣の人だけでなく、北海道の人達が恐怖を感じているので、当てはまりそうです。

そして、今回の一番のポイントとなる脅迫の対象です。

脅迫の対象となる人物は、被害者本人(1項)か、「親族」(2項)に限られる。

今回の脅迫の対象は被害者本人や親族ではなく、誰でも良いという状況です。この場合は脅迫にならないという意味に捉えられそうなんです。ただ、脅迫罪は「相手を畏怖させることにより成立する犯罪」となっていますので、脅迫になるはずです。

脅迫罪で捕まえることができない原因は「脅迫の対象」なのかもしれません。

また、他にも威力業務妨害としても逮捕できるのでは?という指摘をされていた方もいましたので、調べてみました。

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苗穂イオン無差別殺人予告人物は威力業務妨害罪にならないのか?

業務妨害罪には偽計業務妨害罪と威力業務妨害罪があります。

虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の業務を妨害すること(偽計業務妨害罪)。または威力を用いて人の業務を妨害すること(威力業務妨害罪)を内容とする犯罪である。
前者は間接的、無形的な方法で人の業務を妨害する行為を処罰し、後者は直接的、有形的な方法で人の業務を妨害する行為を処罰すると観念的には区別できるが、実際の境界線は不鮮明である。威力の認定に要求される有形力の程度は、公務執行妨害罪の成立に要求される暴行、脅迫よりも軽度のもので足りると解されており、この意味で業務の方が公務よりも手厚く保護されているとも言える。保護法益は業務の安全かつ円滑な遂行である。
引用元:wikipedia

最初の偽計業務妨害罪の具体例は次の通りです。

Aさんは〇〇店のお肉屋さんに行ってないにも関わらず、「どこそこのお店のお肉がメチャクチャマズイのよ!」というウソの情報を流して、お客さんを減らすような行為です。

威力業務妨害罪はAさんが、”〇〇店のお肉屋さんにワザとトラックを突っ込ませて営業をさせない”というのが適切かと思います。(あくまで個人的な見解です。)

ただ、引用文にもあるように実際の境界線はよくわからないようです。

では、今回の苗穂イオン無差別殺人予告犯は業務妨害罪になるのか?ということですが、次の例がwikipediaにありましたので載せておきます。

本来必要のない警備・警戒をさせたということで、警察に対する威力業務妨害罪で逮捕される例がある。インターネットの掲示板に、「6月16日3時にアメリカ村で無差別殺人おこします」などと書き込み、警察に警戒活動を行なわせる等して警察官の正常業務遂行を妨害した事件で、偽計業務妨害罪の成立を認めた例がある(大阪高判平21・10・22 判タ1327号279頁)。

引用元:wikipedia

この判例を見る限りでは、偽計業務妨害罪の成立を認めたということになります。しかし、今回の件と大阪の判例の違いは、本人が証拠として残していません。

これが一番厄介なところです。

苗穂イオン無差別殺人予告人物がインターネットや知人にラインやメールでそういうものを残していれば、証拠となって逮捕することができたと思われます。(個人的な見解です。)

なので、業務妨害罪で逮捕するのは難しいと思います。

苗穂イオン無差別殺人予告人物に疑問

ここまで読んでいただいた方は何か疑問を抱きませんか?苗穂イオン無差別殺人予告人物は「刑務所に戻りたい」と語っているにも関わらず、なぜ近くの警察官に「どうやれば刑務所に戻れるのか?」ということを聞けばいいだけですよね?

一般人に危害を加えない方法ならいくらでもあると思います。警察官の方は市民と危険人物どちらをとるのでしょうか?仮に警察官が今回の事件を放置して被害者を出してしまえば、どうなるのか予想はつきます。

今後の対応に注目です。

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苗穂イオン無差別殺人予告犯は罪に問われないのか?なぜ捕まらないのか?疑問 おわりに

苗穂イオン無差別殺人予告犯が脅迫罪や業務妨害罪に問われずに捕まっていない理由は、脅迫対象者が多数いるということで特定の人物ではない。業務妨害罪に問われないのは証拠が残っていない。この2点から逮捕ができていないと思われます。

最後にも付け加えておきますが、あくまで個人的な見解で専門家ではありません。詳しく知りたい方は法律の専門家に聞いて見ることをオススメします。



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