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細田博之衆議院議長が引退したら後任候補は誰になる?いつまでやるのか

細田博之

議長になっても100万円しかもらえない

「何様なの?」「誰のお金だと思ってんの?」と全国民から怒りと反感を買った細田博之衆院議員議長。早く引退したら?という声が聞こえてきそうな感じです。この細田博之衆院議員議長が引退したら後任は誰になるのでしょうか?

細田博之衆院議員議長には早く引退して後任に任せるとしたら誰になるのでしょうか?歴代の議長の特徴などを見て今後誰がなるのかを見ていきます。

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細田博之衆議院議長が引退したら後任の議長は誰になるのか?4人候補

細田博之衆議院議長が引退したら後任の議長は誰になるのか?というところですが、与党である自民党からの選出は間違いありません。

細田博之衆議院議員議長の後任について、これまでのデータを見ていくと次の人となりました。(詳しい内容については後で後述します。)

甘利明(あまりあきら):慶應義塾大学法学部政治学科卒業

根本匠(ねもとたくみ):東京大学経済学部経済学科

額賀福志郎(ぬかがふくしろう):早稲田大学第一政治経済学部

渡海紀三朗(とかいきさぶろう):早稲田大学理工学部

盛山正仁(もりやままさひと)(68歳):東京大学法学部卒業

平沢勝栄(ひらさわかつえい):東京大学法学部

麻生太郎さんや菅義偉さんはこれまでに総理になっているので除いています。平沢勝栄さんは、テレビ番組で言い合っている印象があるので除きます。(議長は冷静で温厚な人が選ばれやすい傾向から

となると、甘利明、根本匠、額賀福志郎、渡海紀三朗、盛山正仁あたりだと考えられます。盛山正仁(もりやままさひと)さんは年齢も68歳なので、ワンチャンスといったところですが、4代前の歴代の議長を見ると除外になりそうです。(後で理由は後述しています。)

甘利明、根本匠、額賀福志郎、渡海紀三朗さんの4人の中から選ばれる感じになりそうです。

この中で一歩出ているのは、根本匠さんかな?といったところ。なにせ岸田首相にも好かれていそうな印象を受けますからね。→岸田文雄首相の東大3回落ちの経歴

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細田博之の後任候補:甘利明

甘利明さんは1972年にソニーに入社後、2年ほどしたのちに議員の秘書になります。この時の議員は父親である、正(ただし)さんです。それから9年経った1983年に正さんが政界を引退したのをきっかけに選挙に立候補します。

父親の地盤が強かったのもあってか、新自由クラブに当選しています。この新自由クラブは1976年には存在していましたが、今となっては大勢力である自民党に吸収されてなくなっています。

甘利さんは衆議院予算委員長や経済産業大臣を歴任しています。細田博之さんと同じように委員長や大臣を歴任してきた事を考えると、甘利明さんが後任候補としてあげられるのもうなずけるところです。

しかし、甘利明さんが後任に当たってネックになるのが病気です。甘利さんは舌癌を患っていた事があるという事です。早期の癌だったという事もあり、2022年時点では健康に暮らしていますが、仮に再発する可能性があれば業務に支障をきたしてきます。

また、金銭授受問題で過去に内閣府特命担当大臣を責任をとってやめています。その時に”睡眠障害”も患っています。

細田博之の後任としては4人の中の1人ではありますが、健康面での不安要素がある事を考えるとダークホース的な立ち位置でしょう。

細田博之の後任候補:根本匠

根本匠さんは甘利明さんとは違い、栗山明さんという議員さんからの地盤を引き継いで議員になっています。根本匠さんも甘利さんと同様にキャリアを積み上げていきます。小泉純一郎さんが内閣をやっていた頃に内閣府副大臣や内閣総理大臣補佐官を歴任していきます。

2021年には岸田派の会長代行に就任して事務総長も兼任しています。岸田首相のお気に入りなのか?と思うようなポジションにいます。

2004年に国民年金の制度をしらない事で未納問題が発覚しましたが、謝罪をしています。人としてルールを知らなくて間違った事を謝罪しているところは好感が持てます。「100万しかもらっていない」という人よりは多少なりともいい感じがします。競馬で例えるなら◎くらいでしょうか?

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細田博之の後任候補:額賀福志郎

額賀福志郎さんの父親である額賀万寿夫さんは政治に通じていた方で、村議会・町議会議員をしていた過去を持っています。ということは、額賀福志郎さんは政治一家に育ったという感じです。

しかし、額賀福志郎さんは産経新聞の記者を務めて、政治を客観的な目線で見るような形で仕事をしていました。ただ、雄弁会という早稲田大学の弁論クラブに入っていた事もあり、将来的には政治家になろうとしていたと考えられます。

この雄弁会は過去に5人の総理大臣を輩出しています。石橋湛山(いしばしたんざん)、竹下登、海部俊樹小渕恵三、森喜朗です。

額賀福志郎さんは記者としてテレビに登場していた事もあ理、話し方や実際の人物を見る限り、とても柔和な感じなところがあります。

議長は穏やかな人がなる事が多いという事を考えると細田博之議長の後任には最適でしょう。しかし、年齢がネックなところです。額賀福志郎さんは2022年時点で78歳です。

4代前の議長を見ると80歳代がいなかった事を考えると、年齢的にギリギリな感じです。◯候補といったところでしょうか。

細田博之の後任候補:渡海紀三朗

渡海紀三朗さんは政治家の渡海元三郎の元に生まれています。早稲田大学卒業後に政治家の道を歩むのかと思いきや、早稲田大学を卒業後に一級建築士の資格もあり、サラリーマンとして日建設計に就職します。

15年間ほどサラリーマンとして生活をして、38歳の時に父親の地盤を引き継ぎ初当選しています。15年もサラリーマンをしているところは一般人並みの感性を持ち合わせていそうな感じはしますね。

渡海紀三朗さんもこれまでにあげた方達と同様にキャリアを積み上げていきます。福田内閣時代には文部科学大臣にも選ばれています。

そんな渡海紀三朗さんですが、”違法献金の疑い”がありました。

 唯一の初入閣、渡海紀三朗文部科学相は、代表を務める選挙区支部が、二〇〇三年と〇五年の衆院選の公示日当日や前日に、国の公共工事を受注していた建設会社から計二百万円の献金を受けていたことがわかりました。

 公職選挙法は、国や地方自治体と契約関係にある企業が国政選挙や地方選挙に関連して献金することを禁じています。政治家の側にも、寄付を勧誘したり、受け取ることを禁じています。これは、対価性があまりに明白で、行政の力をゆがめることを防ぐための規定です。

引用元:日本共産党

渡海紀三朗さんが上記のようなことが日本共産党の記事からわかっています。渡海紀三朗さんは15年もサラリーマンをやっていて、サラリーマンの給料の低さから200万円を受け取ってしまったのかもしれません。悪い事は悪いのですが、サラリーマンの薄給を考えると喉から手が出るほどの金額でしょう。

細田博之議長のように「100万円しかもらっていない」というような国民の立場からかけ離れたような言葉は発することはないでしょう。国民的な感覚を持っている点はいいですが、悪事を働いていたという点でマイナスポイントが入り、△候補といったところでしょうか?

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細田博之衆議院議長後任候補に選ばれる理由!歴代の議長達

細田博之衆院議員議長の前の4代前の議長たちは次のようになっています。

伊吹文明(いぶきぶんめい)就任期間:平成24年12月26日(74歳)。退任年月日:平成26年11月21日

町村信孝(まちむらのぶたか)就任期間:平成26年12月24日(70歳)。退任年月日:平成27年4月21日

大島理森(おおしまただもり)就任期間:平成27年4月21日(76歳)。退任年月日:平成29年9月28日。画像では左の人です。

大島理森(おおしまただもり)就任期間:平成29年11月1日(前年度当選のため省略)。退任年月日:令和3年10月14日

細田博之(ほそだひろゆき)就任期間:令和3年11月10日(78歳)。退任年月日:今やって欲しい願い

若干年齢に誤差があるかもしれません。

伊吹文明さんは京都大学法学部卒業で元大蔵省の官僚。町村信孝さんは東京大学経済学部卒業で文部科学大臣などを歴任。大島理森さんは慶應義塾大学法学部法律学科卒業で、自民党副総裁などを歴任しています。

ざっくりと経歴を見ましたが、日本では高学歴と呼ばれる人達が勢揃いしています。

町村信孝さんは脳梗塞などが理由で1年の議長期間となっています。歴代の衆院議員議長を見ていると期間は定まったこともありませんでした。(歴代の衆院議員議長の就任記録を知りたい方はコチラから。)

衆院議員の議長についてはテレビで何と無く見たことがあるような方たちばかりですね。

このように歴代の議長を見ていると、”高学歴”、”定年間近の議員を選ぶ傾向”(70歳以上)という事と”男性議長”という事がみえてきています。あと、比較的穏やかな性格の人たちが議長になっているようです。

また、議長の選出方法は国会の中で衆議員と参議員で投票により”与党”から選ばれます。そして、野党の第一党が副議長を推薦しています。

細田博之議長は穏やかにモノを言っていましたが、言っている事は国民からすれば怒りしかありません。だったら、議長も議員も辞めたらいいでしょう?と言いたくなりますね。

で、こんな事を言っている細田博之衆院議員議長の任期はいつまでなのか気になるところです。

細田博之議長の任期は解散まで続く?

細田博之議長を現実的な方法で任期を短縮させる方法は、”解散”です。というのも、次のような事が国会法で定められているようなのです。

現在、国会法は常任委員長についてのみ解任規定を置いており(国会法30条の2)、議長に対しての不信任決議は法的拘束力を有しないとされている。

引用元:wikipedia

この国会法の改正は急務ですね。というよりも、国会議員についての処罰の段階もなんだそれは?という感じです。

戒告→陳謝→登院停止→除名(除名処分は議員を辞めさせることができる

何かを起こした場合、給料を支払うことはできないという措置もあるでしょうに。議員の期間が続きということはそういうことです。

話が逸れましたが、議長である以上「100万しかない」給料を国民はわざわざ支払ってあげないといけないわけですよ。

選出した岸田首相は選挙の時に助けてもらったりもしたかもしれませんが、こういう人を選任した自分の責任でもあるわけですよ。解任できないなら、せめて解散して細田博之議長を再任しない方向でお願いしたいところです。

とりあえず、細田博之議長のように国民の血税であーだこーだ言わないように、本当に国民の事を考える庶民感覚の人になってもらいたところです!

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