大阪万博のリング設計者藤本壮介とは?【略歴】
大阪万博のリング設計者は藤本壮介さんと言います。
この藤本壮介さんは一体どんな人物なのでしょうか?
藤本壮介さんは、子供時代に北海道の実家においてるアントニ・ガウディという人の作品を見て建築に憧れます。(アントニ・ガウディの作品で代表的なものは141年という製作期間で作られたサグラダファミリアです。)
そして、北海道の中でも上から数えた方が早い偏差値の旭川東高等学校を卒業後に東京大学工学部建築学科を卒業します。
大学を卒業した後は、建築道を突き進み、、2000年の青森県立美術館設計競技で2位になるまでニートで生活をしていました。
その後は、トントン拍子に建築家としての地位を築くようになり依頼が舞い込むようになりました。
そして、2012年おイタリアのヴェネチア・ビエンナーレ第13回国際建築展では、金獅子賞を受賞する事となり、世界的にも知られるような人となりました!
下が、金獅子賞を受賞した展示品の一部の写真です。

という事で、藤本壮介さんは、コロッセオやペトロ大聖堂、ミラノ大聖堂といった建築のナンバーワンとも言えるイタリアで金獅子賞をとった世界的建築家という事がわかりました!
大阪万博は世界各地から来場者がくるイベント。なので、日本政府は、この藤本壮介さんを大阪万博のリングの作成を依頼して世界にアピールすることを考えた事が伺えます!
次に、この藤本壮介さんが制作に携わった作品などもちょっと見てみましょう!
藤本壮介の万博リング以外の作品
藤本壮介さんの万博リング以外の作品の一部をご覧ください!
引用元:EMIRA
という感じで、確かに藤本壮介さんの制作する作品は、独創的という感じがしますよね!
4番目にある白井屋ホテルは群馬県前橋市にあり、海外でも賞を受賞するようなホテルとなっています。(興味のある方はインスタ画像をしてください!藤本壮介さんのインスタへ飛びます!)
藤本壮介さんは、海外建築界隈では知られていない人はいないレベルの建築家さんです!
それくらい有名な藤本壮介さん。
この大阪万博のリングをどういうコンセプトがあり、必要性を感じているのでしょうか?
大阪万博のリングの世界一高い日傘のコンセプトは?
藤本壮介さんが制作に携わっている大阪万博のリング。一部では世界一高い日傘と揶揄されていますが、どのような意味合いを込めているのでしょうか?
万国博覧会は次のようなコンセプトがあります。
多様でありながら、ひとつ
大阪万博は多種多様な人が訪れる場所として機能します。
そして、藤本壮介さんはリングについて次のように語っています。
ひとつの空を切り取り、この空を世界中が共有していることを表現したかった
なので、藤本壮介さんはリングを作る事で、世界各国は人類としてくくりでいうと、”一つ”という事を表したたかったのかもしれません。
とはいえ、この万博リングの値段が高すぎますよね?元はとれ国民には還元されるのでしょうか?
大阪万博の経済効果とリングの費用対効果
【試算】万博会場建設費、大阪市民の負担は1人当たり「1万9千円」https://t.co/Bba2MVKvqD
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 14, 2023
会場建設費は、再増額で当初の1.9倍の2350億円となる見通し。国、大阪府市、経済界で3等分して負担する。横山英幸市長は、支出に応じた経済効果が得られるなどと理解を求めた。 pic.twitter.com/PdNvQLO1RJ
大阪万博自体の経済効果が2兆円ほどあると言われます。そして、大阪万博のリングは350億円と言われています。
なので、100分の一程度でリングが制作できる事を考えると、かなりコスパの良い万博になると考えられます。
しかし、大阪万博は”大阪”が主になって行われれる博覧会。なので、そのほとんどが大阪に対しての経済効果と言えます。
この経済効果が発揮されたところで、大阪以外の場所に対してはあまり効果が期待できないと考えられます。
となれば、大阪以外の地域にいる人にとっては、全くの無駄遣いと思われても仕方ありません。